やられた意地悪数知れず。中でも、意地悪なのか無意識なのか判別できないのが一番辛かった。卒業したバイトの上司から受けたいじめだ。
意地の悪い言動で、自分が不当に扱われていることに気づかなかった。
小さな時から色々な所で起こる「いじめ」。何より驚いたのは、大学生になってまで、もっと言えば成人してまで人をいじめる奴がいるのか!という事だった。
パワハラはそれまで未経験だったが、もっと直接的な大人ないじめ方かと思っていた。想像以上に幼稚だった。
人をいじめていた輩はのうのうとこの世界で今日も生きている、という事実に気づき身体の中に雷のように悪寒が走った。
私をいじめていた人はどうやら、他の後輩の何人かにもキツく当たっていたらしい。しかし私は残念ながらその事を知らなかった。
そしてあまりにも堂々と、意地の悪い言動をしてくるので、自分が不当に扱われていることに気づかなかった。深い孤独に苛まされていた。
頑張っていた私へ。あなたにアドバイスを送りたい。
その先輩がいなくなった今、私は改めてあの時期の私を思う。あの時期の私へ。頑張っていた私へ。
あなたにアドバイスを送りたい。
「まず、何をされているのか気づくまで時間がかかるよね。ただ、不快な気持ちは割と最初から感じてたはず。あなたは、相手が先輩だからそして上司だから、丁寧に対応し続けた。でもそれを少しやめてみて。強気に、大胆に、自信を持って相手に臨んで。笑顔を見せなくてもいい。声を大きく、低く。
それから、何をされているか気づいてから、あなたはずっと堪えてたよね。でも、もしできるなら、相手にガツンと言ってやって。「半年前に一度教わったきりの事をやれと言われても無理です。」、「いつどんな時に私がそんな事をやったか詳細を教えて下さい。」。
あなたは、人に優しく丁寧に接するように教わって、実践して生きてきた。だからそれは楽じゃないはず。でも、練習あるのみ。(かくいう私も練習中)
ガツンと言えなくてもせめて強気な態度を貫いて。断固相手に隙を見せないで。」
もし、耐えられなかったらやめてしまえばいい。
「もし、耐えられなかったらやめてしまえばいい。その人は紅い悪の華、その人から離れる必要がある。他の世界であなたを待ってる誰かがきっといる。大事なのは「私の一挙一動は全て私に決定権がある」という意識。「気が進まないからってシフトを急にサボるのは自己中だよ!」という心の声。そう、自己中。自己を中心に生きるのが人生なのでは?どうか自分を中心にしてほしい。そこだけは譲ってはいけない。国の主権は国民、人生の主権は私!とは言っても簡単じゃない。だから意識し続けてほしい。世界の中心は自分!世界はあなたを中心に回っている!少女よ、自己中であれ!」