新年早々にまた人前で泣いてしまった。しかも食事の席で。やってしまった。
泣きたくないのだけど、我慢しているうちに涙が溢れ出てしまう。みんなに気を遣わせてしまうし空気が悪くなってしまうし、バツが悪くて穴があったら入りたい。

毎回そう思うのだけど、私の場合さらに面倒なのが、一回泣き始めるとなかなか止められないこと。しゃくりあげてしまって自分でも手に負えない。

子どもの頃から泣き虫だった。おばあちゃん子で祖母の家を出る時「離れたくない」と泣いて母を困らせるし、中学受験の時は受験会場で塾の先生たちの顔を見ただけで試験を受ける前なのに泣いてしまうし、就職先を決めるときもどうしたらいいか分からなくて親に相談する時に涙が出てしまう。

社会人になったら、所構わず人前で泣くことはもう許されない

自分というのは自分でもよく分からないものだ。なぜすぐ泣けてくるのか、その理由はほとんどの場合説明できない。
悔しさ、悲しさ、怒りーそれらの感情が入り混じって、おそらく処理ができずに涙に変わってしまう。あとは言葉を重く受け止めてしまったり。
気づかないうちにストレスが溜まっている時は、最悪だ。映画を観て感情移入するのに任せて私情が重なり、堰を切ったように泣いてしまうことがある。父と子の愛情がテーマの洋画を母と観に行った時、映画館でしゃくりあげていたのは私だけだったので母に心配された。

でも今日は初めて、すぐに泣いてしまうことをちゃんと母にしかられた。
なぜなら、今年は社会人になるから。たとえ仕事で嫌なことがあったとしても、所構わず職場や人前で泣くことは許されない。

泣きながらでも、自分の気持ちを言葉にして伝えられるようになる

母は「自分の言いたいことや主張したいことを泣かずに最後まで言わなきゃダメよ」と言ってくれた。そうだ、泣いたって自分の気持ちは伝わらない、言葉にしなければ。
とにかく話せないほどの状態になることは避けたい。泣きながらでもいい、自分の気持ちを言葉にして伝えられるようになろう。
泣きたいなら一人で場所を選んで思い切り泣けばいい。多分私なりのストレス解消法だから、涙を流すのも悪いことばかりではないはず。

今年こそ乗り越えなければならないことが見つかった。自分で自分をコントロールできないところ、何かあった時に心を強く持てないところ。
「感受性が強い」と周りは言ってくれるけれど、その言葉で片付けてはいけないことを分かっている。今の泣き方だと、結局自分を保てないという弱さだから。
嫌なことはみんなあるし、泣きたいのはみんなだって同じはずだから。こんな私を受け止めてくれる家族や周りの人に感謝して、今年は変わる。 成長することを静かに心に決めた。