私の結婚願望は、日々変動している。例えば、そう、株価のように。
いろんな因子に左右され、1日のうちでもかなりの振れ幅がある。朝にはストップ高なのに夜には暴落してストップ安、なんてことも普通にある。全く予測不能なわけで、市場で見れば、もちろん「買い」ではない。

私にとって結婚は、まだ向き合いたくないシロモノなのだ

一般的な結婚願望がどれほどなのかは知らないが、私は一般より願望が低い方ではあると思う。大学生の頃に心底好きだった彼氏に「俺と結婚する気あるの?」と聞かれても生返事しかできないくらい、今の彼氏には自分から決して結婚というワードを発さないくらい、まだ向き合いたくないシロモノなのだ 。

しかし、こんな私でも、あたたかい朝陽を瞼に感じながら、彼氏の腕枕で目覚めた1日の始まりには、「ああこの人と結婚しなくちゃ」と結婚願望のボルテージはググッと上昇する。しかし、それは長くは続かない。朝には最高潮だった気持ちが夕方には一気に底をつくことが数え切れないほどある。彼氏が全く家事をしてくれず一人でイライラしている時には、「結婚なんかしたら家事で人生が終わってしまう」と、結婚願望のボルテージは一気に下落する。

他にも、一人で何もせず、人目を気にせずお菓子を好きなだけ食べてただ映画をのんびり見る日には、「私は結局は一人でいいな」と自己完結する夜も多い。そんな時は決まって、結婚の言葉さえも頭に浮かばない。だけど、その数分後にベッドに入って手持ち無沙汰に見るSNSでの旧友の「結婚・妊娠しました投稿」には、心がにわかに揺さぶられる。それまで一人で心地よかったシングルベッドも、少し広く感じる。
一体、私を揺さぶる結婚ってなんなのだろう。

旧友の結婚、従姉妹の結婚、叔母の結婚、結婚、結婚、結婚!

25歳を過ぎてから、やたらと結婚について考えるようになった。至る所で友人や、友人の友人、従姉妹、遠戚の誰かが結婚しているからなのか。結婚は避けては通れない道になってきている、ような気がする。最近は同年代の従姉妹の結婚が続いているなと思った矢先、ついに私の叔母さんまで再婚したのだ! 旧友の結婚、従姉妹の結婚、叔母の結婚、結婚、結婚、結婚!

それに付き合って3年、今まで結婚の話を避けてきた彼氏も、ついに結婚の話をしてくるようになった。

ただ、私には結婚は何なのかまだよくわかっていない。今の彼氏に出会うまで、結婚したいなんて考えるきっかけもなかったからだ。今の彼氏ができてようやく、「この人との最終約束」としての結婚を考えるようになったのだ。彼氏彼女のカップルである私たちの辿り着く先が、結婚。死ぬまで、もしくは離婚するまで、生計を共にしてお互いを裏切らない約束。私たちの付き合っている最後の結果として、結婚する必要があるのだろう。子供、財産、その他色々なことが法律で整備されているから、ずっと一緒にいるならばきっと結婚する方が相当便利だ。

結婚したいと思った時に、私から彼氏にプロポーズしたい

それに、私は思うのだけれど、私から彼氏にプロポーズしたい。私は私で、一番に結婚願望が上がっている時に結婚したいのだ。ボルテージが振り切っている時に、さらりと結婚を申し込みたい。もちろん、二人の決断だから、タイミングはお互いで決めていくものなのだろう。でも、どうしていつも女性は、男性がプロポーズしてくれるのを待つ側なのだろう。私は結婚したいと思った時にはプロポーズしたいし、逆に結婚願望が下がっている時には、永遠としっかり迷わせて欲しい。友人や彼氏と話す時に、男性が結婚の決断に関しては常に優位であることが違和感なのだ。主導権をあちらが握っているとでもいうような「彼氏のプロポーズを待っているんだ」という言葉に、ただただ違和感を覚える。一体、どうしてなのだろう。よくわからない。

でも、まあそう言いながらも、最終的には、指輪は相手に用意してもらいたいという乙女心はある。折半でも良いけど、とにかく指にはめてもらうのはして欲しい。

今の彼氏と、お互いの結婚願望のボルテージがマッチするタイミングがいつかくれば良いなと思う。私はとにかく、平等な結婚をしたい。適切なタイミングで。