恵まれた環境で、ストレスを発散させられる場がたくさんある

私は人の言動をいちいち気にしてしまう繊細さん。でも幸せなことに私のまわりにはたくさんの優しい友達や先輩、家族がいる。自分が悩んだり困ったりしたことがあったらすぐに吐き出せる環境が私にはある。

人と関わることが大好きだから、知らない人の集まるコミュニティに参加するのも苦ではない。むしろ新しい出会いにワクワクし、たくさんの刺激を受け取れるから好きだ。
こんな恵まれた環境にいるからこそ、他人の言動を気にしたり小さなことでくよくよ考えてしまうストレスも、発散させられる場がたくさんあるのだ。自分でもストレス過多になると心が曇ってしまうのがわかっているので、小さな不満や不安をこまめに吐き出して溜めないように工夫している。

しかし大学生になって一度だけ、誰にも言えずに一人で沈んでいった時期があった。それはサークルの運営での会議に疲れ、毎日寝ることができない、女の子の悩みをわかってもらえない時間が続いたときだった。

ハードワークで、精神的に病んだり病気がちになる子も続出

私の属していたサークルは学校でもその界隈でも有名で、大きな企画を行う際には人一倍気を配る部分が多かった。また週4回の活動をみんなにどう楽しんでもらうか、また大会までの練習をしつつ、どのように活動を進めたら目標を達成できるのかを運営陣で毎日深夜まで考えていた。
昼間はみんな授業があるので、スタッフの会議の開始時間は活動終了後の夜23時から。もちろん毎回反省を行って次に活かし、どのように次の活動を回すかを会議するのである。
サークルは会社とは異なり、利益だけではなく個人の「やりたい」や「楽しい」という気持ちを大事にしていたため、会議は毎日朝まで続く。そのような会議体制に少々疑問を持ちつつも何も言えない自分がいた。
そんな毎日で勉強に身が入るわけがなく、日中は寝て過ごす。連日そのような生活スタイルでどんどん精神的に疲弊していった。

幸い体力もあり生理痛もない私は深夜の会議にも出来る限り参加していたが、女の子には(もちろん男の子にとっても)ハードワークで、精神的に病んだり病気がちになる子も続出していた。

みんな頑張ってるから、私も頑張らなきゃ。
そう自分に言い聞かせ、悩んでいる、相談なんてする時間もないまま日々を過ごしていた。

この時期、私は生まれてはじめて人と会いたくない、という感情が湧いた。面倒、自分の寝る時間以上に大切なものなんてない、生産性がないから無意味なんて思っていた。こんな気持ちを抱くのは今までもこれからもこの一回だけだと思う。毎日誰かと会い、笑っていた日々が嘘のようだった。

180度態度が変わってしまった私。支えてくれたのは彼氏だった

こんな、180度態度が変わってしまった私を支えてくれたのは、当時付き合っていた彼氏だった。

その頃の私は付き合って1年半の彼氏がいたが、毎日LINEを数分おきにしたり長電話をするようなことはしておらず、互いに心地の良い距離感を保って遊びたいときに気軽に誘える(私と彼にとって)理想の距離感だった。
普段、私の家に押しかけたり、気の利くような言葉をかけたりすることがなかった彼に心配をかけたくなかったので、少しの疲れしか見せていないつもりだった。しかし彼氏は人と会いたくない、面倒くさいという私に違和感を感じ、悩みを聞いてくれた。

「最近、大丈夫?」

大丈夫?という言葉はそこまで重い意味のある言葉ではない。しかしこのときの大丈夫?が私の中にあった暗い部分をすべて外に吐き出してくれた。
嫌なこと、したくないこと、私の嫌な部分を全部出した。号泣した。それでも優しく、温かく受け入れ聞いてくれた。

そこで初めて、私は人と話すことは得意で、何でも人に相談できると思っていたが、実はただおしゃべりをしているだけで心に蓋をしていたんだと気づいた。人に頼っていいんだと、困ったときにSOSを出していいんだと教えてくれてありがとう。