「恋人はいない」と言っていた彼がクリスマスにSNSに上げていた写真に、私は激しく動揺した。友人の結婚式を欠席していた彼女が式の当日、SNSに載せていた写真は、人間関係に波紋を広げた。なにげない「メッセージ」に、心をゆさぶられる私たち……12月に掲載されたエッセイのなかから、多く読まれた5本を紹介します。

①恋人と過ごす初めてのクリスマス。悲しい過去が浄化された気がした(オリエンタル納言)

あらすじ)今まで彼氏とクリスマスを過ごしたことがなく、「クリスマスは家族と過ごすもの」と自分に言い聞かせていた私。9月から付き合い始めた彼が「イブにデートをしたい」と言ってきた。そして当日、ようやく私にもクリスマスの思い出ができた。

②夫婦として初めてのクリスマス。私にはプレゼントを買う資格がない(オリエンタル納言)

あらすじ)彼氏とクリスマスにディナーに行ったり、プレゼント交換をしたりした経験がなかった私も、彼と幸せな一日を過ごすことができた。そして結婚し、夫婦となって迎えた初めてのクリスマス。私の心は晴れやかではなかった。

③コロナ禍の結婚式に欠席の連絡。ウェディングハイな私は友人を失った(はるちゃん)

あらすじ)結婚式の日取りが決まり、グループラインで友達に報告をした。しかし、新型コロナの影響で式は延期に。そして仲の良かった彼女からは欠席の連絡が来た。このときに潔くあきらめていたら、私は今でも彼女と友達でいられたのだろうか。

④つながった友情と、切れた友情。友人の結婚式で感じたSNSの両面(睡蓮)

あらすじ)「単なるクラスメート」と思っていた彼女から、SNSのDMで届いた結婚式の招待。なぜ自分にといぶかしく思っていたが、当日に再会した彼女の言葉を聞き、「疑い」を持った自分を恥じた。しかしその日、「事件」は起きた。

⑤彼に恋人がいると悟ったクリスマスの朝、夜のお姉さんだと間違われた(フィー子)

あらすじ)クリスマスイヴ、私は好きな人のSNSを見張っていた。探偵、またはストーカーのように。「彼女はいない」と本人は言っていた。しかし、本当はいるのなら、この日ばかりは何か「発信」するはずだ……。

12月に読まれたTOP5のエッセイは、このようになりました。
さらに6位以降は次の通りです。こちらもぜひ読んでみてください!

いじめられっ子のわたしは、母の椅子を引いた。恐ろしい出来事だった(じゅり)

網膜に焼きつく全身脱毛の存在。悩みをぶち壊すため、大金をはたいた(こじまり)

別れられなかった23日。別れを告げられた26日。クリスマスの悪夢(オリエンタル納言)

妊娠中に起きた駐妻トラブル。奥様は私に「下っ端」とはっきり言った(さくら みさと)

ドタキャンされ、突然のクリぼっち。史上最悪の思い出は私を強くした(Lil'Mii)

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