一緒にいてもときめいたことがない。かっこよくも、秀でた能力もない。そんな彼に恋をしたことはない。しかし、私は彼と結婚する。彼の魅力に気付いたから……。断捨離をした私に残ったのは、最低限の必需品だけ。なぜ必要でない物を買うのか理由を考えたら、私に抜け落ちていたものが見えてきた……2月に掲載されたエッセイのなかから、多く読まれた5本を紹介します。

①お祭り騒ぎする若者を見た夫の一言は、私を少しだけ切なくさせた(オリエンタル納言)

あらすじ)年末に夫の実家へ帰省した。新年のお参りに行くと、そこには大勢の若者が集まっており、騒いだり、ナンパをしたりと「出会い」の場になっていた。違和感を持って見ていると、夫がある「分析」を口にした。

②断捨離をして気づいた。不要なものを買っていた理由は「見栄」だった(くじら)

あらすじ)断捨離をした。気がついたのは、最近買ったものに限っていらないものばかりだった、ということだった。私たちが物を買う理由はなんだろう。どうして必要でないものを買ってしまうんだろう。

③銀行に眠っていた100万円で購入した株で、株主優待と配当を楽しむ(bonzu)

あらすじ)物欲が薄く、特に使う目的はなかったが、お金がたまってきた。そんなとき、株主優待について知り、始めることにした。商品券や割引券、粗品が年に一度届く。寝かすだけだったお金が生きて、プラスになっていると実感した。

④「魅力がないから」と告白をバッサリ断った彼と、私は今年結婚する(夏目わか)

あらすじ)「魅力がないから付き合えない」と7年前、私は彼の告白を断った。本当に魅力を感じていなかったからだ。ごめんなさいと断るよりも、数倍残酷な断り方だったと思う。でも、一緒に過ごすうちに、少しずつ彼の魅力に気づき始めた。

⑤片思いの最中に他の異性と再び交際。後輩のアドバイスにハッとした(栃木あゆみ)

あらすじ)これまで自分のための恋愛をしたことがない。交際はいつも相手に言われるがままで、自分で意志を伝えたことはない。自分に自信がなく、相手を不快にさせることがただただ怖かったのだ。後輩はそんな私の性格を分かった上で、アドバイスをくれる。

2月に読まれたTOP5のエッセイは、このようになりました。
さらに6位以降は次の通りです。こちらもぜひ読んでみてください!

変わりたい。そんな自分をつづった拙い文章に、「いいね」がついた(ぷりん)

私のために使った百万円と時間。ケチと思っていた両親は賢者だった(まよ)

片膝をつき、微笑む王子様。安楽死もよぎった私がプリンセスになった日(オリエンタル納言)

仕事から逃げて訪れた限界。「辞めていい」と、夫は私を守ってくれた(オリエンタル納言)

大学に7年行って結婚も出産もしていない私は、地元の同級生が眩しい(継実)

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