わたしが総理大臣だったら国会をもっと明るく、もっと愛の溢れた議論の場にしたい。そして、子どもに安心して見せられるような国会を開きます。
言い合いをしているだけ? 怖いもの見たさで見ていた国会中継
あれは私が小学生のとき。なにかの行事で早く下校した日だったと思います。おやつを食べながら何気なくテレビをつけると、急に騒がしい喧嘩のような場面が流れたのです。
ちょうどテレビで国会中継がなされていて、きっと総理大臣が答弁でもしていたのだろうと思います。
しかし、当時の私には、たくさんの大人の男の人が大声を出している、1人がみんなに責められて怒られている、みんなで言い合いをしている…、そんなふうにしか捉えられず、すぐにテレビを消してしまいました。不安な気持ちになったのを覚えています。
それからしばらくして、あれは国会というものだと知った私は、怖いもの見たさに、時々国会中継をテレビで観るようになりました。だんだんと喧騒にも慣れてきて、国の事を決めているらしいこともわかってきました。
子どもにとって、話し合いの場の手本となるような国会を開きたい
時は巡り、現在。私は国会中継をあまり見ません。
国会は、議員の方々が国のため、私たち国民のために一生懸命議論してくださっているのだろう。だろう、ではない。きっと必ずそうなのだとわかってはいます。
大人になり、喧嘩ではないということも今はしっかりわかるようになりました。
でも、あの時、国会中継を大人同士の喧嘩だと思い不安になった"私"が、今も日本のどこかにいるのだろうと思います。これも、だろう、ではなく、きっと必ずいるでしょう。小学生だった私がもうだいぶ大人になるほど時が経っても、国会の雰囲気はずっと変わっていない、そんな気がしています。
だからわたしが総理大臣になったら、子どもが安心して見ることができる国会を開きます。子どもに、おお、大人が一生懸命なにかを話し合ってると思ってもらえるような国会を開きます。
一生懸命議論することと、喧嘩のようなやり合いやヤジは全く別物です。
人と人の話し合い。お互いに尊重した話し合いの場の手本となる場として国会を開きます。
国のため、私たち国民のために話し合いをして大事なことを決めているんだよ。と子どもに話してもらえるような、
みんなの幸せのために話し合いっているんだねと子どもに伝わるような、愛の溢れる場にしていくことができたら、それって最強だと思います。総理大臣として。
国会が愛に溢れ、政治の話題が明るいものになるように
議員さんはみんな、私たちが選んだ人たちで、私たちの生活を守っていく方法を話し合って考えてくれてるね。と子どもと話してもらえるような国会があったら、日本はとてもハッピーな国になると思います。
人のため、みんなのために一生懸命考えることって愛の溢れた行動だから、国会は本当は愛の溢れたものなのです。
そして、人気者の総理大臣になって、政治がどんどん明るい話題として取り上げられていくように頑張ります。よろしくお願いします。