18~29歳の女性の書いたエッセイを数多く紹介している「かがみよかがみ」。どれから読んだらいいのかわからない、という方のために、昨年8月のサイト開設から1年で最も読まれたエッセイを、カテゴリー別にまとめました。

恋愛、見た目、キャリア、といったカテゴリーから読んでいくか、気になるワードで検索するか、お気に入りの「かがみすと」のエッセイを深掘りするか……。たくさんのエッセイのなかから、きっと「これは私のことだ」という1本が見つかるはずです!

【恋愛カテゴリー1位】

セフレに恋した私が、彼を「都合のいい男」に仕立てるまで(なつぺぃ)

【あらすじ】私から求めていいのか、明日には捨てられるのではないか。そんな恐れをいただきながら、だれもが止める恋をしてしまった私。あるとき、彼と大げんかをしてしまい……。

サイト内ランキングに連日ランクインし続けた、なつぺぃさんのこちらのエッセイ。
公開当初から「まるで小説を読んでるみたい」という感想も寄せられ、多くの方の心に染み入るように読まれたエッセイです。

【キャリアカテゴリー1位】

フェミニストでも、守られたい。フェミニストだから、守りたい(MAY)

【あらすじ】フェミニズムを学ぶ大学生が、進学について悩んでいた。夫に養ってもらいながら研究を続けたい、それはフェミニストとしてどうなのだろう……。

広く議論を呼んだこちらのエッセイ。
エッセイでMAYさんが言及した書籍『ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた』の著者からも声がかかり、座談会も開催されました。多くの方が「フェミニスト」について立ち止まって考える機会にもなったエッセイだったのではないでしょうか。

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【見た目カテゴリー1位】

大学生で初めてブスいじりをされた。私は整形をした(ふらいどぽてと)

【あらすじ】大学に入って初めて「ブス」と言われた私は、顔の整形を決断する。努力した自分を好きになり、他人の評価を気にしない生き方を願うが、かけられた言葉の「呪い」は……

サークルでの「ブスいじり」が原因で大学2年生の頃に整形をした、ふらいどぽてとさん。
同じ悩みや経験を持つ多くの方に特に読まれたエッセイでした。

【コミュニケーションカテゴリー1位】

「死ね」と言ったあなたへ 友達だったわたしより(瑠璃)

【あらすじ】友達から言われた「死ね」という言葉。相手を思いやっていたはずの自分の行動と気持ちを振り返り、悔やみながらも、もう取り戻せない関係。

仲の良かった友人に「死ね」と言われた瑠璃さん。友人との距離の取り方や、すれ違いへの葛藤など、心情が丁寧に綴られたエッセイです。

【家族カテゴリー1位】

「結婚記念日はお母さんの誕生日」それは私を守るための嘘だった(ポリポリ・ムーン)

【あらすじ】週に1度しか家に帰ってこなかった父。子どもだった私の問いかけに答える両親に、私は「何か」を感じ取っていた。

エッセイが届いた当初から編集部でも話題になっていたこちらのエッセイ。「小さいウソ」のテーマに投稿されたこちらの作品は「かがみすと賞」としても紹介させていただきました。最後の一文に胸が締め付けられるようなエッセイです。