私は東京都立普通学校があったらまちがいなくぶっちぎりの首席で卒業できる。
※但し、目をつぶりたくなるほど酷い体育のマット運動は成績が2だったので除く
ずっと教員になると決めていた。でも大学の面接練習で思わぬ壁に
私はいわゆる、普通 of 普通!
よく、普通なんてない、普通であることもすごいと言われることがあるが、私はそうは思わない!!だって、平凡でつまらないから普通なのだ!!(持論)
ただ、こんな私でも、普通 of 普通を超えたようなエピソードがあるので、書かせていただきたい。
私は、小学6年生のときからずっと教員になると決めていた。理由は、、、、まっっったく覚えていないけど。笑
ただ、教員になることは、あたりまえの話だった。大学受験の時ももちろん全て教育学部を受験。大学では、教育学の授業を受ける日々だった。
そんな私は、ついに!?大学4年のとき、思わぬ壁にガツンとドカンとぶち当たった!
教員採用試験に向けて、ゼミ担当の教員と面接練習を行った日のこと。
私は面接が得意だ!と自負していた。笑
今思えば、面接が得意ってなんだよ!とツッコミたくなるが、、、。
自称、特技:面接!だった私は面接が終わったとき、まあまあできた!と手応えを感じていた。
が、そう思ったのも束の間、終わった途端、教員は私に一言。
「あのさ~、悪いけど、本当に教員になりたいと思ってるの?」
「、、、、、、、!!!!。。。」
この言葉はあまりにドッカーンと衝撃で、私はその場で大号泣。
そして、あろうことか友人を置いてそのまま逃亡。黙って帰宅してしまったのだ!(この超失礼な話は伝説の出来事として今でも語られるハメになった笑)
教育学部という環境下で教員への道を歩むのは、とても楽だ
私が泣いたのは、ショックだったからではない。教員が言ったことが、ズバリ1ミリとも間違っていなかったからだ。
教員になるという夢は、私の中で当然だった。しかし、いつしか私の中で、言葉にできない違和感を感じていた。本気で教員になりたいのか、と。
私はいつも思うのだが、直感と違和感は大抵当たっていることが多い。
私はその日、その瞬間から自分の気持ちを受け入れて、教員への夢をもつのをやめることを決断した。まさしく、「決」めて「断」った瞬間だった。
教育学部という環境下で教員への道、すなわち普"道"を歩むのはとても楽だ。
洗濯機でいう「おまかせモード」がボタン一つで超楽に洗濯が終わるのと一緒だ。
普通を超えたというのか、普通から逸したというのか、もはや心の中では普通がなくなっていたのかなんなのかはわからないが。
私は自分の中で今までにない、東京都立普通学校普通科コースではない道を選択した。
普通を超えるには、勇気と思い切った判断、そして布石が欠かせない
実は、この話には続きがある。
かっこよく決断したと前述したが、私の決断は遅すぎたのだ。気づいたときには大学4年の9月になっていたのだ。
そう、就活はとうの昔に終わっていた!!
私は完全に途方にくれた。
来年の4月から職がない!!と。
履歴書なんてアルバイトのときに1回書いただけだったし、エントリーシートと履歴書の違いもわからなかった。(今でもよくわからない笑)
しかしながら、結局、私は4月に就職したのだ。
実は、私は教員採用試験にむけて大学2年のときに就職課で相談にのってもらっていた。そんな早くから対策することは特にはなかったのだが、素敵なアドバイザーさんだったので、好きな本の話とかをするのが本当に楽しかった。
そのときは、アドバイザーさんの肩書きを全く知らなかったが、その方は教育業界では知る人ぞ知る超すごい方だった。
私は教員と全く関係のない会社を1つ受けたが、なんと、そのアドバイザーさんはその会社の上層部のポジションにいた人だった!
本当にたまたまだ。採用が決まってから知った!びっくり!!
実はその方が背中を押してくださったおかげで、私は今の会社に就職することができたのだ!!(コネ入社という言葉はひとまず、置いておこう笑)
人生ってたまに面白いことが起こるものだ。
偉大なアップル社の元CEOスティーブ・ジョブズもこのようなことを言っていた。「人生の点と点はかならずつながる」と。
私は一見すると全く関係のない、アドバイザーさんとの出会い、教員からの痛烈な一言、教員以外で就職。この3点が奇跡的につながって、普通科ではない別の道を進み、今ここで働いている。
あのとき、普"道"を超えなかったら、今私はこういう人生を歩んでいない。
普通を超えるには、勇気と思い切った判断が不可欠だ。
しかし、私は思う!!
布石(もともとは将棋で始めから置いておける石のこと。転じて将来のために行う準備みたいな意味らしい)を打っておくことはとても大事だと。この布石こそ、いわゆる点だ。
点だと少し味気ないので、私はこの点を星!と思うことにしている。星が繋がって星座になるのだ!!我ながらとてもロマンチック!!
だから、私はこれからも、たくさんの星を生み出せたらなと思う。地道に!
それが結果的に星座になるかは先の先の話だけれど。死ぬ前に、星座に気付ければいいなあ。
まあ、星はそれだけでも十分美しいからね!!星座にならなくても問題なし!
そのことをお忘れなきように!!dear 自分。from自分(29歳7ヶ月)