初めてセックスを経験した。ふたりの行為の後にあったもの。見つけた何か。この世界は、私にとって変わったのか。それとも変わらなかったのか……。処女ではなくなった「私」のエッセイです。

①私にとって、ずっと重荷だった処女。失ったら少し前進した(のりまき)

あらすじ)「初めて」の相手は、恋人がいるという「実績」が欲しくてつきあった彼。彼にとっても私は都合のいい存在だった。相手が彼だったことに、私は後悔はしていない。

②処女を卒業すれば何かが変わると勘違いしていた(msk)

あらすじ)成人しても恋愛から縁遠かった私。「経験」を求めて、マッチングアプリで知り合った男性とホテルに行ったのだけど……。

③「自分のことしか考えてない」のはどっち?嫌がる私とやりたい彼(吉川翼)

あらすじ)彼と私にとって、互いに「初めて」だった。彼はセックスによって愛が深まると信じ、私にとっては負担だった。「一生したくない」と言うと、彼は……。

④エロに好奇心旺盛な私がセックスの罪悪感に苦しんだお話(梅田あんじ)

あらすじ)小さい頃からませた子だった。しかし、知識とともに「性行為=悪いこと」だと刷り込まれた。大学でついに「初めて」を経験した私だが、頭の中で声が……。

⑤性的に消費してきたわたしと、性的に消費されてきたわたし(山口静花)

あらすじ)中学で処女を失った。性的な目で見られ、強く求められることの快感を知った。街を歩く男性を見定め、男性から見られることが気持ちよかった。

以上、「初体験」をめぐるエッセイの紹介でした。
「かがみよかがみ」では毎日、たくさんのエッセイを紹介しています。どのエッセイにも書き手の思いがいっぱい詰まっていて、きっと「これは私のことだ!」と共感できる1本があるはずです。ぜひ探してみてくださいね。

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