女性の半袖はタブー、「一人暮らしは採用しません」、営業は「女を使え」、名前じゃなくて「事務さん」呼び……。#KuToo運動などで明るみになった女性が働く上での謎ルールの数々。そんな「障害」に立ち向かったエッセイ5選を紹介します。

「半袖はダメ」と言われ続け、わたし仕事辞めました(じょぜふ)

あらすじ)「半袖はタブー」という暗黙のルール。「企業の方々に対して失礼」「若い女がみだりに腕を出すのは見苦し」というのが理由らしい。汗っかきの私はどうしたらいいの。

②「一人暮らしの女性は採用してません」今どきそんな差別ありですか?(ふらにー)

あらすじ)「一人暮らし方はご遠慮いただいています」「今お付き合いしている人はいる?」。就活にまつわる噂は聞いていたけれど、それって大丈夫? 都内の大学生が直面した驚きとは。

苦しむ営業職の女性へ。女を「武器に」も「捨てる」も選ばなくていい(私道かぴ)

あらすじ)営業で心が折れそうになった日々。ある店長から契約を取り付けた。ようやく手応えを感じ、泣きそうになった。後日、夜の街の料理屋に誘われ、店長の手がこちらへ伸びた。

歓迎会でセクハラを指摘した。大きな社会の波に飲まれたくない(北山カオリ)

あらすじ)就職先の歓迎会。ある先輩が男性社員を「おねえ」とからかった。就活ではジェンダー学を主張しないように釘を刺されたが、我慢できなかった。「セクハラだと思います」

わたしの名前は「事務さん」なんかじゃない(あぷぷ)

あらすじ)学習塾で事務のアルバイト。ネームプレートをしてるのに、塾長や講師からいつまでたっても「事務さん」と呼ばれていた。「名前は必要ない」と軽視されているかのように。

以上、女性が働く上での困難に立ち向かったエッセイ、編集部5選でした!
「かがみよかがみ」には、他にもさまざまな想いを綴ったエッセイがたくさん寄せられています。「これは私のことだ」と思えるお気に入りの1本があるはずです。ぜひ探してみてくださいね!
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