かがみよかがみは11月で更新を停止。26年3月末にサイトクローズします
「かがみよかがみ」は 2025年11月28日(金)をもってサイトの更新を停止し、2026年3月末をもってサイトをクローズいたします。2026年4月以降、記事の閲覧はできなくなります。
投稿者のみなさまは、ご自身の作品について必要に応じてバックアップをお取りください。なお、著作権は投稿者のみなさまにあります。ご自身のエッセイであれば、編集部の許可なく転載したり、ZINE にまとめるなど、自由にご活用いただけます。サイトクローズ後の記事の復旧は、いかなる理由があっても対応いたしかねます。
詳細はこちらの記事をご一読ください。
2019年に、18~29歳女性向けのエッセイ投稿サイトとしてスタートし、これまでに、約5500人の投稿者から2万本超のエッセイ投稿を受け付けてきました。
依然として、ジェンダーギャップ指数は世界的にみても低いままで、選択的夫婦別姓も、同性婚も認められない。できてないことを上げればキリがなくて、バックラッシュも深刻です。
だけど、投稿者のエッセイを読んでいると希望を感じるのです。
「つらい」と声をあげることができたこと。
その声に対して「私も同じ経験したことある」「わかるよ」と共感が集まること。
そして、「じゃあ、変えよう」とムーブメントがおきていること。
初めは誰かひとりの小さなつぶやきから社会が変わっていくと思うのです。5年後、10年後に「かがみよかがみ」で書いてたモヤモヤが、今はちゃんと「正しい違和感」として、社会問題化し、解決にむかってうごく社会であってほしいと願っています。
6年という短い期間でしたが、若い女性の声を聞くためのメディアが存在したことは、この時代において、とても大切な意味を持っていたと感じます。
1500字で体験を集める「エッセイ投稿サイト」としての役割は終えますが、「私は変わらない、社会を変える」という思いは変わらず持ち続けていただけるとうれしいです。自分の違和感に蓋をせず、言葉にしていくことをやめないでください。かがみよかがみが築いたこのコミュニティは朝日新聞社編集局に引き継がれます。集まったエッセイを朝日新聞社夕刊ジェンダー面で紹介したり、投稿者に取材させていただいたりすることを想定しています。国際女性デーに向けた企画も準備中なので、楽しみにしていてくださいね。
今後の活動は公式ラインからご案内いたしますので、ぜひご登録ください!関心のある方なら、どなたでもご登録いただけます。
最後に、声を届けてくださったかがみすとのみなさま、読者のみなさま、「かがみよかがみ」を見守ってくださったすべての方々に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
2025年11月 かがみよかがみ編集長 伊藤あかり

かがみよかがみは「私は変わらない、社会を変える」をコンセプトにしたエッセイ投稿メディアです。
「私」が持つ違和感を持ち寄り、社会を変えるムーブメントをつくっていくことが目標です。
恋愛やキャリアなど個人的な経験と、Metooやジェンダーなどの社会的関心が混ざり合ったエッセイやコラム、インタビューを配信しています。