よくパリピって言われます。
アメリカにいた頃はそんなこと言われたこともなかったけど、日本に帰ってきてからよく言われるようになりました。
パリピってパーティーピーポーの略ですよね。パーティー好きな人や派手に遊ぶのが好きな人が所謂パリピなんだと思っていましたが、パーティーに滅多に行かない私がパリピとよく認識される理由が分かりません。
ピアスの穴が計5つあること?
ピアスってオシャレじゃなくてパリピ認定になるのかな。それとも5つって数が関係しているのかな。
へリックス(軟骨ピアス)をあけていること?
今時軟骨ピアスは珍しくないと思っていたのだけど。
ノースリの服をよく着ること?
ノースリ=露出度が高い=パリピという方程式がもしかしてあるのかしら。
体型の分かりやすいタイトな服装が多いこと?
ちなみに別に私は痩せてないし標準体重レベルだけど自分の服の好みがタイトなものが多いだけ。
髪の毛を染めていること?
さすがに社会人だからインナーカラーしかしてないのに。そりゃインナーカラーだけじゃ楽しくないから青やら紫やらいろんなカラーしているけど。
前髪がなくて髪の毛をかき上げていること?
童顔だから前髪を作ると幼く見えてしまうからなんだけどな。
でもこれって全部見た目の要素。
時には「アメリカ帰り」という経歴がパリピ認定を加速化させているのかなと思ったりもします。
クラブに行ったのは1回だけなのに
パリピっぽいと言われるたびに「どのあたりが?」と聞くと「全体的に・・・?服装かな・・・?」という言葉をいただきますが、全身ユニクロコーデの時には発狂しそうになります(笑)全身ユニクロコーデでパリピ感を出せる私は天才か。
実際のところ、この1年でパリピが集まると言われるクラブに行ったのは1回だけだし、オールだって1回しかしていません。終電を逃す時間まで遊ぶなんてこともほとんどないです。
なんなら私は毎月10冊以上本をよむ読書家だったりします。大人数のグループは苦手で、少人数を好むタイプです。
なのにパリピ認定されがちなのはなんなのか。
そりゃ遊ぶときは全力で遊びます。飲むときは飲みます。でもそれって多分私だけじゃないよね。
もっと中身を見ないと
初対面の人にはパリピ認定されがちですが、仲いい友達には「全然パリピじゃなかったんだね。思っていたより落ち着いている」とか「意外に冷静だよね」って言われます。
初めはパリピっぽくみえて話しづらいと思ったけど、仲良くなるとめちゃくちゃ話しやすいね、とも。嬉しんだか悲しんだか。
見た目と中身で全然違う私。一致していないのはいいことなのか悪いことなのか。
損しているんじゃないかって思ったこともあったけど、最近はそれがいいことだと思えるようになりました。
パリピと認識されるからこそできる友達がいます。
パリピと初めに認識したからこそ中身とのギャップを見てくれる友達がいます。
人はなんだかんだ見た目で判断してしまう。
なんだかんだ経歴で判断してしまう。
時には話し方で判断してしまう。
多分私だってしてしまっている。だってその方が簡単だもん。
でもだからこそ、もっと人の中身をみないと。知ろうとしないと。って思えるようになりました。
だって自分だったら知ってほしい。見た目がパリピでも、中身は意外にパリピじゃないことを。