昼間、駅に向かう道。
前には中学生男子たちが広がって8人くらい歩いてた。
そのあとイケスーツに身を固めた細見のサラリーマン3人組の歩きタバコとすれ違った。
自分より10くらい年下の集団だし、
タバコ吸ってなければ風貌はめちゃ優しそうだし、
そもそも昼間だし、
決して悪い人たちではないのも分かってる。
それでも男の集団は怖い。
私は今までに、そういう集団に何かされたことがあるわけじゃない。
被害妄想も良いとこって言ったらそんなもんかも。
でもあの「品定めの目線」
女なら誰もが一度は経験したことあると思う。
本人が気付いてない場合もあるだろうけど。
顔から体まで舐め回すようにチェックし、どれくらい「イイ女」かを見定める。
自分が声をかけれるレベルかどうかも含めてね。
あの目線が私は何より苦手だ。
求めてないのに性的対象として見られた、私にとっては立派な「被害」
最初私がそれを経験したのは居酒屋さんだった。
男友達と飲んでたテーブル席。
周りにはたくさんのお客さんがいたけれど、ある一定の方向からやたら目線を感じた。
なんかやたら見てるなぁこっち、、、って程度で気になるけど無害な感じだった。
それに私の背中側で、きっと振り返ると向こうも気になるんだろうと思ってそのままにしておいた。
ら、男友達がトイレに行った瞬間その席の男が私の顔を覗きこむようにフロアを歩き出した。そのじっとりした目線に合わせる勇気は私にはなかった。
ただ下を見て耐えた。
これは完全に「狙われてる」ってわかった。
千年に一度の某女優さんほど綺麗でもないのに、何をほざいとるんじゃって思うでしょうけども!!!
逆に手を出せそうだから、執拗に見るんですよ!!!!!
モテ自慢オツとか言う人~
モテ自慢なら、もっと良い感じに幸福そうに書きますから~!!!!
これは求めてないのに性的対象として見られた、私にとっては立派な「被害」です~~!
その場は結局、帰ってきた男友達に相談してすぐ店を変え事なきを得たから良かったけども。
酒の場とは言え、怖かったです。
自分が話題にされてる時は感覚と視線の動きで分かる
これが集団だと一層発揮されてる気がしてならない。
ワイワイ騒ぎながら大声で話してても、ヒソヒソ噂のようにささやいてても、自分が話題にされてる時は感覚と視線の動きで分かる。
そしてそれが良いものって思い込むほど無知ではない。
男でも経験ある人きっといる。
それに大人数にはどうしたって勝てない。
単体同士でも力の差で勝てないのに、大勢なんて自衛のカケラも通じない。
大声出そうとすれば口を塞がれ、何か抵抗しようとすれは手足は押さえつけられてしまう。
そんなのが、性的対象として話題にでもしようもんなら、ってここまで言えば男の集団が怖いこと理解してもらえましたかね。
「品定めの目線」との繋がりも分かってもらえたと思いたいです。
それでも1日の終わりには何も無くて良かったと安堵しているのです
だからどうしようってわけではないけれど、ただ私たちはそこまで考えて日々を過ごしていると言うことを理解してほしい。
あなたにとっては何気ない日常だろうし、私にとってもなんてことない日。
だって何もなかったから。
それでも1日の終わりには何も無くて良かったと安堵しているのです。
読む人の心に、少しでも女を理解しようと言う心が生まれれば良いなと思っています。