You’re one of a kind.

最初和訳がわからなくて、ネットで調べたら、あなたは唯一無二、特別という意味だった。
海外ドラマでもよく使われているらしい。こんなこと言われたら、思わずにやけちゃう。

1年間ゆっくり私のためだけに時間を使った

人は求められることに喜びを感じる。必要とされたいと思うのは、仕事面でも恋愛面でも変わらない。
私はこのあいだまでニートだった。1年間ゆっくり私のためだけに時間を使った。そろそろ働かなくて大丈夫?と心配されるくらい楽しんだので、今では仕事があることのありがたさを感じている。嫌なことがあっても仕事をしていれば、忘れられるし、自分の生活を自分で成り立たせているという事実は私に自信をくれる。休日のありがたさも思い出した(月曜日の朝の憂鬱さも思い出した)

前職を辞めるまでの私は、すごく嫌な人間だったと思うし、自分の事も周りも大切にできていなかった。毎日イライラして、愚痴ばかりの毎日。年々生理痛もひどくなった。周りの評価が気になって、なりたい自分になれなくて、苦しかった。地面をみながら、このまま同化したいと思いながら通勤していたなんて今では笑い話だけども、それくらい憂鬱だった。
もちろん今も仕事が大好きで毎日楽しいわけではない。嫌なこともあるし、愚痴もでる。
それでも、以前みたいにネガティブなものにとりつかれているような感覚はない。

仕事も恋愛も今思うと本当にダメダメだった

恋愛面もそう、ダメな男を好きになって二股かけられて、ぼろぼろに泣き明かした時もあった。
仕事も恋愛も今思うと本当にダメダメだった。

最近一緒に飲んだ男友達が、ドヤ顔で女の落とし方を語ってきた。経験数が多いだけあって、あながち間違ってないのがムカついたので、あだ名はクズにした(笑)
こういう男は、占い師のように自分のことをあててくる、そうすると理解されていると思ってしまう。女の子の欲しい言葉はわかるよ とまたもやドヤ顔でいうその顔に、水でもかければよかったか(笑)

確かに、話を聞いていても、そりゃチョロいよなーと思う。優しい言葉で自分の欲を満たせるのだから。大人なのだから、どうなろうと勝手だし、体の関係だけだとしても自分が楽しめるならそれでいい。でも、女の子ってそんなに簡単じゃない。ホルモンバランスで感情だってかわるし、どんな関係でも近づきすぎると、精神的な繋がりを期待しちゃう。でも、その優しい言葉だって、本当に欲しいのはあなたからじゃない。自分を都合よく扱う男が言う言葉なんて、ティッシュペーパーより薄いことも知っている。あなたにおちたわけではなくて、自分の中の寂しさに負けたんだ。
そんな男に対しては、その男の都合を上回る勢いで都合よく使ってやればいいと思う(笑)

唯一無二の人生を、他人にダメにされてたまるか

2020年、令和。ドラマや映画、小説にでてくる女性はみんな強く自立した女性。
それは、バリバリのキャリアウーマンを象徴するものではなく、自分の意志で自分を幸せにしていけるという意味での強さだと思う。
女としての幸せを考える時代から自分の幸せを考える時代。仕事も恋愛もどんな形をとるか自由だ。そう思うと、結婚も出産も選択肢のひとつで、組み合わせも自由。
女であるからこそ選択肢が多いなんて素晴らしいとも思う。

きっとこの先も悩み事はつきなくて、毎日強くあり続けるなんて無理。でも、自分の事が嫌いになるようなことに対しては、距離を間違えないようにしたい。ムカつく男にも負けずに唯一無二の私が主人公の、唯一無二の人生を、他人にダメにされてたまるか。
周りの声も聴く、でもおなじくらい、自分の声も聴くことでバランスをとっていこう。地にあしをつけて、しっかり生きていこう。
あとは、ニート生活で増えた体重と、減ったお金をもとに戻していくことを目標に、新生活を楽しんでいこうと思う!