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NMB48 吉田朱里さん 映画『2分の1の魔法』勇気を持ち、思い切って進むこと
「トイ・ストーリー」シリーズ、『リメンバー・ミー』のディズニー&ピクサー最新作『2分の1の魔法』が全国の劇場で公開中。先日NMB48卒業を発表し、新たな一歩を踏み出す決断をしたNMB48の吉田朱里さんがいち早く鑑賞。弟・イアンと兄・バーリーの冒険と奮闘の物語に、仲良しの妹がいる吉田さんは自分の家族と重ね合わせながら見ていたそう。勇気を持ち、思い切って進むことで自信はつくられる、とキラキラしたまなざしで語ってくれました。
はるか昔、世界は魔法に満ちていたが、時の流れと共に魔法は忘れられていった。“魔法が消えかけた”世界に暮らす少年イアンは、自分に自信が持てず、何をやってもうまくいかないことばかり。そんな彼のかなわぬ願いは、生まれる前に亡くなった父に会うこと。16歳の誕生日プレゼントに、父が母に託した魔法の杖を贈られたイアンだったが、魔法に失敗して “半分”だけの姿で父を復活させてしまう! 魔法オタクで陽気な兄バーリーの助けを借りて、イアンは父を完全によみがえらせる魔法を探す旅に出るが、彼らに残された時間は、あと24時間しかなかった……。
自分を支えてくれる妹や両親のことを重ねて見ていた
――この映画を見て、感じたことは、どんなことでしょうか?
まず、「あぁ、家族に会いたくなっちゃった」と思いました。近づきすぎると兄弟姉妹とか家族の良さって気づかなかったりするんですよね。この映画の主人公、弟のイアンと兄のバーリーがまさにそう。
亡くなったお父さんを魔法で“復活”させようとして、2人きりで冒険をすることで家族や周りの人に支えてもらっていたなって気付く。ハチャメチャなお兄ちゃんに困っていたイアンが途中で実は「お兄ちゃんはお父さんの代わりに自分を応援してくれていたんだ」と。私も、自然と自分を支えてくれる妹や両親のことを重ねて見ていました。この映画を見て、家族っていいなぁと思う方は多いと思います。
――吉田さんは仲のいい、二つ下の妹さんがいらっしゃるそうですね。姉妹はどんな関係ですか?
私の家では小学校に入る前までは、両親が全部2人に同じものを与えてくれていたんです。習い事も同じことを、ゲーム機も2台、服も色違いで同じものって。姉妹で差があっちゃいけないって、気遣ってくれていたのってすごいですよね。いつも妹とは一緒で、NMB48に入ってから、初めて妹と一緒でなくなったというくらい仲がいいです。だから、一人暮らしを始めて、妹とのつながりや、家族の大切さを改めて感じました。
しかも、子どもの頃は「お姉ちゃんなんだからしっかりしなきゃ、妹を守らなきゃ」って思ったのに、今は逆転。最近だと料理をちゃんとする妹に「この間こういうのつくったけど、おいしかったからつくってみー」とか言われちゃうんですよ。相談にも乗ってもらったり。ただし、妹は「お姉ちゃんは、もう答えを決めているんでしょ。進めていきー」って。私が背中をポンと押してほしいのが、わかっているんですね。
映画でも兄のバーリーは、私の妹と同じ。自信のない弟・イアンに「お前は魔法が使えるんだ、信じて使ってみようよ。やってみなきゃわからない」と背中を押す。陽気で突き進むだけに見えるバーリーですが、弟の力を信じて応援しているんです。
――ケンカはしないんですか?
いいえ、ケンカもします。姉妹だからこそ言い過ぎちゃうこともあったりして。イアンがバーリーに、怒って兄の良くないところをどんどん言ってしまうシーンは「あぁ、言い過ぎてる。わかるなぁ。あー、でも後悔するぞー」って、ドキドキ。言い過ぎちゃうのは、信頼していることの裏返しなんですけれど……。妹ならわかってくれるでしょっていう気持ちもあるんですよね。
この映画をそんなふうに自分の家族と比べたり、心に響いて見られた理由は、登場人物の背景を丁寧に描いているからだと思います。お母さんの立場、お兄ちゃんであるバーリーがなぜ明るく前向きに生きているか、イアンの自信がない理由とか、どんどん気持ちがわかってしまうんです。
もう、最後のイアンの行動には、大人はぐっときちゃいますね。子どもだったらストーリーだけを追って「冒険だ、怪物が出てきた、ドキドキした!」ってなる。でも、大人は私と同じで、自分の家族や姉妹を思い浮かべて共感してしまう。子どもから大人まで幅広く楽しめる映画だと思いました。
家族や親子で見て楽しむことができる映画
――この映画は誰と見てほしいって思いますか?
私は「結婚したい」と思ったら、彼とこの映画を見るって、決めました(笑)。見終わった後に「どうだった?」って聞いてみて、「あのシーンよかったなぁ」なんて、話ができる映画なんですよね。
「この人ってこういう感性を持っているんだなぁ」「家族のことをそういうふうに思っている人なんだ」「友達のことは大事にする人かぁ」って、感想を聞くだけでわかっちゃう。
友達には「結婚する相手と見なあかん映画だよー」って、すぐに言いました(笑)。でも、もちろん家族や親子で見て楽しむことができる映画なので、多くの人に見てほしいですね。
進んでいった方が次の自信につながる
――イアンは自分がお父さんに会えたらやりたいことを、「やりたいことリスト」にしています。吉田さんは新しいことに挑戦される時など、メモしたり書いたりすることはありますか?
私の場合は「明日朝起きたら、やることリスト」というのをスマホに書いて、実行しています。例えば、「家事を終わらせてから仕事に行く」「自炊を今日はする」とか。小さなことですが、一つひとつクリアしていくことで、次も達成したい気持ちが強まり、達成することで自信になる。
私、思うんですが「自信のない自分は、自分がつくってしまう」と。努力したってことを確認することで人は自信がつくし、変われる。
映画では、イアンが最初はリストを見て「あれもできなかった、これもできなかった」と消していって自信がなくなっていきましたね。でも、冒険をするうちに「できた!」っていう項目が増えて、変わっていく。一つひとつ、忘れないように実行して、クリアして。達成感が高まる気持ち、すごく共感できました。皆さんも「自信を持って踏み出す」ために、イアンと同じように「やることリスト」を書いてみてほしいです。
――前向きで明るくって、キラキラしている吉田さん。モチベーションはどうやって維持していますか?
落ち込むこともありますよ。特にYouTubeを始めたばかりの頃は、初めてのことばかりだし、睡眠時間を削ってでもやろうって思って、不安になったり、しんどかったりしました。努力はみんなしているから、それ以上に何をしたらいいんだろうって。
ただ、バーリーと同じで、私もあえて強がってみせて、突き進むんです。失敗したらそれでしょうがないって。もし、自信がなかったり、人と比べてしまったりで前進できない人がいたら、この映画を見てほしいですね。バーリーも私も、明るい部分だけじゃなくて心に傷はある。だけど、進んでいった方が次の自信につながる。暗い人の周りに人は集まってこない。だから、私はNMB48の卒業も明るく前向きに決意したんです。
吉田朱里(よしだ・あかり)
NMB48第1期生。1996年8月16日生まれ。2歳年下の妹と仲良しで知られる。2016年から始めたYouTubeはチャンネル登録者数80万人を超える。
■監督:ダン・スキャンロン(『モンスターズ・ユニバーシティ』監督)
■日本語版声優:志尊淳、城田優、近藤春菜 他
■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2020 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
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