山崎ナオコーラさんコメント

見た目問題について考えたい、化粧をするかしないか、洋服の楽しみ方、学校や職場で悪口を聞いてしまったことがある、容姿を褒められがちだけれどなぜか居場所はない、メディアでの容姿の取り上げ方に違和感を持っている、私は私の顔が嫌い、私は私の顔が好き、……、容姿について書きたいことを持っている方の文章を読んでみたいです。社会の中で生きていると、どうしたって人から見られてしまいます。見られること、あるいは、見ることについて、感じていることはどんなことですか?

※私(山崎ナオコーラ)は、性別を二種類で区切る言葉を自分の文章には使用しないことにしているのですが、今回の募集は下記の「応募要項」の通り、「対象」があります。
トランスジェンダーの方でこちらの「対象」の性別の執筆者として文章の発表を希望される方、また、クエスチョニングなどの方でこちらの「対象」寄りの性自認を持つ方も含まれるそうです。
性別は二種類ではなく、なだらかなものだから、本来、線を引いてはいけないと思います。
しかしながら、現状の社会には、性別イメージが強く漂っており、自分の性別を意識するあまり発言の難しさを感じてしまう、という方がいらっしゃると思います。
「対象」があるおかげで生まれる文章があるかもしれません。
媒体の意義を尊重します。

●山崎ナオコーラさんプロフィール

1978年、福岡県生まれ。性別非公表。2004年、『人のセックスを笑うな』で文藝賞を受賞してデビュー。小説『偽姉妹』『趣味で腹いっぱい』のほか、エッセイ集『指先からソーダ』『母ではなくて、親になる』『ブスの自信の持ち方』などがある。

◆容姿のはなし

締め切りは10月11日(日)です。

<応募要項>
◆対象:18歳から29歳の女性
◆1500字程度
◆エッセイ本文の冒頭に、「山崎ナオコーラ賞」と記入してください
◆ほかのSNSやブログなどに掲載したり投稿したりしていないオリジナルコンテンツに限ります

締め切り:山崎ナオコーラ賞 10月11日(日)

<応募方法>
応募規約を読んでご同意いただき、下記の応募フォームから、タイトル、エッセイ本文、サイト掲載用のプロフィール、住所などを記入してください。