かがみよかがみでは、「わたしのちょっとしたエコ」をテーマにエッセイを募集しました。たくさんのご応募の中から、編集部が一番心に響いたエッセイを「かがみすと賞」として選ばせていただきました。

今回は、かがみすと賞1本、次点として2本のエッセイをご紹介いたします。

◆かがみすと賞

「地球温暖化が怖い」と泣いた11歳の私は、今も「エコ娘」のまま(Sarry)

あらすじ:小5の頃、地球温暖化が怖くて泣いていた私を、母は「エコ娘」と呼んだ。エコ娘は節電、節水、リサイクルなど行動を始めた。植物を育て、「人に優しく、地球に優しく」をスローガンに、児童会長にも立候補した。

◆担当編集者からのコメント

地球の未来に対する子どもの危機感、切実さは私にも覚えがあります。大人になる過程でいつの間にかその真剣さが薄れてしまいますが、あの気持ちは今こそ大人がきちんと聞く必要があると感じます。

変えられない事実や、自分にはどうにもできない現状にも、自分の無力さにも何度も虚しくなった。それでも私がエコ娘でい続けるのは、やっぱりこの地球の上には失いたくないものがたくさんあるからだ。

いまは大人になった、かつて怖いと泣いた子どもたちがすべきことがありますね。そのスタートになるのはSarryさんのように、自分が好きなもの、愛するものを守りたいという素朴な気持ちだと思いました。

◆次点①

「エコは偽善」と先生は冷房を強めた。私は薄着にして温度を設定する(bonzu)

あらすじ:エコは偽善。人間が生きて生活する以上、どう足掻いても地球にとって良くないことに変わりない。意味のないことはしない…。そう言ったのは6年生のときの担任だった。大人になった私は、先生の意見には賛同しない。人間の営みが地球への害なら、人間が進歩すれば良いのだ。

◆担当編集者からのコメント

先生が屁理屈を言いたい気持ちも分からないわけではないですが、やっぱりちょっと無責任だなあ、と思いました。そしてbonzuさんの人間の進歩への信頼に元気づけられます。

いくらエコを心がけても、続けないと意味はない。私だって暑さ寒さを感じればエアコンをつける。先生のような温度設定にはしないけど。暑ければ薄着になればいい。寒ければ膝掛けをかければいい。そして無理なく2度ほど、地球に優しい温度に設定するのだ。

みんなが自分事として問題意識を持ち、できることを無理なく続けること。まずはそこからですよね。

◆次点②

マンションで始めたコンポスト生活が、ゴミの量のほかに変えたこと(さくらだふぁみりあ)

あらすじ:賃貸マンションのベランダに置いたコンパクトなコンポストに、料理で出る野菜の皮や切れ端を入れる。毎朝の世話は夫の担当だ。生ゴミを出さなくなると、なぜか燃えるゴミも減った。そしてプラスチックゴミの多さが気になるように…。

◆担当編集者からのコメント

コンポスト、思っていたよりずっと手軽にできるんですね。ぬか床と同じ感覚、という部分で、なるほど!と思いました。

テレビなどで、「海にプラスチックごみが浮いていて、生き物が誤って食べてしまった」とか、「環境問題のために紙ストローに変えました」など、様々なニュースを目にしながらも、どこか実感のないまま過ごしていた。

ニュースを見てもどこか他人ごとに感じてしまう地球環境問題。自分で少し行動を起こすことで、実感できるようになりますね。そんな経験のシェアをありがとうございました!

以上、「わたしのちょっとしたエコ」のかがみすと賞、次点の発表でした!たくさんの素敵なご投稿を、本当にありがとうございました。
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