ピーンポーンパーンポーン、こんにちは、21卒の就活生です。今日は、私の就活の進捗についてお知らせしたいと思います。

ごめんなさい、盛大にふざけました。でもこうやってふざけないと就活なんてやってらんねぇなと就活初期で思ってしまいましたしんどい。

私が就活を意識し始めたのは大学2年の2月。そこから6月ぐらいまで、早期の勉強会とかベンチャーの説明会とか、1ヶ月に2~3個のペースでイベントに参加してました。

「出たよ~意識高い系かよ~」ってやさぐれてるそこのあなた!!全然そんなことありません。別に私はインスタのストーリーに大企業のインターンシップの選考通過を匂わせたり、自分が就活強者であることを自慢したいわけではない。

私が早めに就活を始めた理由は、引退が3年の11月と遅く、追込み期は週6で活動する私の演劇サークルにある。みんながインターンや業界研究に励んでいる時、きっと私は目を血走らせながらパネル(演劇におけるハリボテの壁)を塗っていることは容易に予想できた。
むしろ意識が高いというよりかは他の人より遅れをとりたくなくて就活を始めたんだ。言うなれば私は"なんちゃって意識高い系"。

スキームとかビジョンとかアサインとか横文字ばかり

そんななんちゃって意識高い系が就活を始めるとなにが起きるか。真の意識高い系とのギャップに慄き、不安になるわけです。OBG訪問サイトから呼んでいただいた大手広告代理店。集められた意識高い系の民7人のうち4人は東大生でした、目の前に現れた圧倒的な学歴の壁、泣くしかない。

質疑応答の時間、私が仕事のやりがいなどのTHE・王道質問をしているのに対して東大男子したのは横文字を並べ立てた意識高い系の質問。
なんで就活の猛者みたいな人たちって横文字並べるの好きなんですかね?スキームとかビジョンとかアサインとか。流石に私も英文科の端くれだから意味はわかりますよ?でもお前ら日本人なら日本語使えや!!!
なんとなく賢く聞こえる質問、今考えれば内容のない質問だったなぁと思うけれどその時の私はただただ圧倒されてしまった。

私を振り回したのは就活猛者だけではない。早期で採用を終わらせてしまう会社の人事の人の言葉にも、かなり振り回された。いや、現在進行形でかなり振り回されている。

「将来のビジョン」って「就活が将来ですよ」?

早期で採用を終わらせる会社は往々にして意識高い系の人が集まる会社だ。となると人事の人もやっぱり似たようなキャラクターにはなってくる。そういう人事の人が必ずと言って聞いてくる言葉がある。

「将来のビジョンを教えてくれる?」

え?将来?就活が将来ですよ?できれば私は〇〇業界か△△業界に就職して、経済的にまず自立する。仕事をする上での目標はそこから考えようと思っていた。大学生から見える仕事の世界なんていくら企業研究しっかりしてもたかが知れてるから。
というか世の中の大人は全員将来に対する素敵なビジョンがあって、PDCAサイクルをくるくる綺麗に回して生きてるんですか??

まぁそんな反抗的な言葉が言えるわけもなく、当たり障りなく答えると

「自己分析ができてないね~」

とダメ出しをされ、私の回答の5倍ぐらいのありがたいアドバイスを聞くことになる。
ごめんなさい、そのアドバイス全部やってます。LINEを交換しようと言ってくださった19年卒の内定者の男性。私含めパッと目についた女の子3人にだけごはんに行こうと声をかけてましたよね、ちょっと気持ち悪かったのでアカウントそもそも追加してないです。ごめんなさい。

自分が合いそうな、面白そうと思えた会社で働きたいのに

私は自分が合いそうな社風の会社で、自分が面白そうと思えた会社で働ければ良いなと思っていた。あ、給料はできるだけ高い方が良いけど。

でも、それじゃダメらしい。おんなじようなことを言っても理解してもらったことはまずない。もらったのはダメ出しだけ、ああ、しんどい。

将来のビジョンについて悶々と考えていたら今なにをして良いかも分からなくなってしまった。大学一年生の時の私はもっと今に夢中でキラキラしていたはずなのに。迷路の出口が見えそうになったのにまた戻される永遠ループ。20歳女子大生、泣きそうです。

一周回ってお花屋さんにでもなろうかなと思い始めてしまう今日この頃、でも現実逃避のいく先がお花屋さんだとお花屋さんをやってる人に失礼ですよね。大反省。

とりあえず今私が考えてるビジョンはさっさとこのループから抜け出してタイムマシンで今の私を颯爽と助けに来ることですかね。頑張ろうね今の私、頑張れ未来の私。