私が就活した6年前は、20社30社受けて初めて受かる人もいる、そんな厳しい時代だった。
私も7社受けて全部落ちた。
何がいけないのか分からず、とても悔しい焦りがあった。
就活の面接練習でも初めて書いたと思えない履歴書だと褒められてかなり自信があった。
久しぶりの挫折。
親の前で泣いて話した。
私を救った親の言葉
そうしたら「そこの会社を落ちたってことは縁がなかったってこと。
もし受かってたとしても入社して嫌な思いをしてたかもしれないよ?
だから逆に落ちて良かったと思いなさい。
縁があるところなら絶対受かるから」。
と、親に言われた。この言葉ですごく救われた。
その後の8社目でやっと受かった。
とても嬉しかった。
半年で辞めてしまったが、受かってそこにいたから学んだこともある。
決して人生に無駄なことなんてない。
巡り巡ってきっと自分がいいと思える会社があると思う。
色々転職して働いているがまだ巡り会えていないと思う。
無駄な出会いなんてない
働くことについては私の一生の課題かもしれない。
一生天職に巡り会えないかもしれない。
でも巡り会えるかもしれない。
それはこの先誰も分からないけど、過去を振り返ると無駄なこと、無駄な出会いなんて一度もなかった。
その時は分からなくても数年経ってから「こんな意味があったからあそこの会社に入社したのか」と分かったときもある。
私は病院の受付事務をしていた。
だが仕事で体調崩し辞めてしまった。
その時はなんで体調崩してまで働いたんだろう。
早くに辞めてれば良かったと本当に何度も何度も後悔し涙した。
しかし、そこで働いていた時の助っ人の先生が私と同じ時期に辞め、独立して院長になっていた。数年後、私はそこの先生に診てもらいたいと思い、とりあえず話だけを聞きに行った。すると、「私なら安くしてあげるよ」と言ってくれてすぐ治療にかかれた。
私はお金にとても困っていたので助かったし、先生もすごくいい人というのも分かっていたので安心感でいっぱいだった。
すぐに辞めてたら顔も忘れられてこんな話は絶対なかったと思う。
その出来事で後にこういう出来事が待ってるなんてやっぱりそこで働いてた意味があったんだなと感じた。
今の働いている会社は私はお金のために働いているが、いつかきっと意味があったと分かる時が来るだろう。
それまでは一生懸命働こうと思う。