仕事を探した、変えた、失った。そのときに考えるのは、私にとって「働く」ということの意味。そして、本当に欲しいものを手に入れるための選択が、私の軌跡を描いていく。「かがみよかがみ」が開設2周年を迎えた昨夏以降、「キャリア」カテゴリに投稿されたエッセイのなかで、最も多くの方に読まれたエッセイ5本をご紹介します!

<第1位>

「お父さんの職業は」と聞かれ、絶対に内定を取って辞退すると決めた(深川青)

【あらすじ】2次面接で聞かれた質問に頭が真っ白になった。笑顔を崩さないことに集中し、その後の質問で生まれた嫌悪感にも耐えた。その後、計画通りに内定を受け取り、そして辞退した。どうかこれからの就活生が軽んじられないようにと祈りながら。

<第2位>

適応障害で仕事を休職。結局退職したけど、私は自分の人生を見つけた(平田夏)

【あらすじ】適応障害と診断されて、休職することになった。仕事に戻ることを考えるだけで動悸がする。社会でうまくやっていく適性がないと認めたくなかった。しかし、結局、次の転職先を見つけないまま、退職願を出した。

 <第3位>

採用されるのは「ご縁があるから」。10個以上の仕事をして分かった(小木京)

【あらすじ】人との縁を大事にする地元で、10個以上の仕事を経験した。つまり面接の数はそれ以上経験したということ。いまの職場の面接では、逆に面接官を見定めてやるという強気の姿勢で挑んだのだった。

 <第4位>

パニック障害で退社した私は、輝きたくてグラビアアイドルに転職した(麻倉華)

【あらすじ】転職して1週間で電車に乗れなくなり、クビになった。病院では全般性不安障害・パニック障害と診断された。外に出られなくなった私は、月に1回だけ細々と続けていたグラビアアイドルの活動用のSNSを開いた。ほかのグラドルの写真を見ていると、私も輝きたくなった。

<第5位>

「お金がないと幸せになれない」と働いて貯金した私が気づいたこと(風神圭)

【あらすじ】子どものころにひもじい思いをしていた私は今、平日は正社員として働きながら、休みの日はバイト。お金はたくさんあったほうが幸せになれると思っていた。しかし、貯金ができたと満足したとき、気付いた。お金があっても、結婚できるわけじゃないんだよな、と。

以上、「キャリア」カテゴリーの「年間読まれました賞」でした。
今後、ほかのカテゴリーでも順次、発表していきます。お楽しみに!
みなさまからのエッセイ投稿もお待ちしております!