少女漫画で求められる空気を読む能力
「自分は場の空気を読む事が出来ているのか」
「周りに不自然に思われていないか」
小学生くらいから少女漫画を時々読むようになったが、その頃から「空気を読む」「KY」と言った言葉が漫画でも多く見られるようになった。当時の漫画では、「空気が読めない」と周りに判断された子がいじめのターゲットになったり、周りから孤立してしまったりする内容が多く見られた。その頃から「空気」を気にするようになり、時々自分の言いたいことを飲み込むようになった。
小・中学生時代は、友達との関係が他の年代とはちょっと違うと思う。特定の友達とのグループがあったり、部活でもグループがあったり。グループ内での仲の良さがとても顕著だったなあと感じる。その当時の自分は、グループの中で孤立しないようにするため、かなり「空気」を意識して生活していた気がする。
気づけば空気を読むのをやめていた
ふと最近の自分を振り返ると、自分はいつからか正反対の考えになっていた。周りの空気を読むことを意識しなくなり、以前より自然体でいる事が多くなったのである。
それはおそらく、今の自分のいる環境が関係しているのだろう。
今の自分は言いたい時に言いたいことを自由に言っている気がする。周りの友達から、「その言い方は人によっては空気読めてないって見なされるかもよ」と笑いながら言われたこともあるくらいだ。
自分では全く気づいていなかったため驚いたが、ショックは受けなかった。むしろ、そう言われた事が嬉しくも感じた。今まで、自分の言いたいことをズバッと言える子に憧れていたのかもしれない。
どういう意図で言ったのかを理解し補う
自由な発言ができるようになったのはなぜだろう?
どんな言葉や行動でも、どういう意図で自分が言ったのか、行動したのかを理解してくれる存在が身近にいるからなのかもしれない。
そう考えると、私も相手が言った事ややった事がその状況からして的外れだったとしても、その人がどういうつもりで、何を伝えたくて言ったかをとっさに考え理解していく事ができたらいいのではないかと思った。
そして、もしできるなら、その人に足りなかった言葉を足すなど、フォローしていくこともできたらいいなと思う。簡単なことではないが、自分が普段そうしてもらっているように、自分も人にそうしていきたい。
ペンネーム:フラミンゴ
女子大1年生 面倒くさがりですぐには行動に移すタイプではないが、自分のやりたいことには全力を注ぐ 趣味は映画鑑賞で海外のアクション映画をよく観ている 英語や法律を勉強中