私のコンプレックスを、私のアドバンテージにする。

2019年8月に誕生したウェブメディア「かがみよかがみ」の主役は、10代後半から20代の女性たちがコンプレックスをテーマに書いた投稿エッセイです。

「書いてみたい!」と手を挙げてくれる女性たちがいる一方で、「なかなか書き進められない」「コンプレックスはあるのに、どう掘り下げたらいいかわからない」といったお悩みが寄せられていました。

そこで、かがみよかがみ編集部は、サイトオープンを前に、第1回説明会&ライティングスクールを開きました。参加してくれたのは、10~20代の大学生たち約50人。うだるような暑さのなか来てくれて、どうもありがとうございました!

編集長が伝授 「面白い」の見つけ方と思いの伝わる文章

講師はかがみよかがみ編集長の伊藤あかり。

これまで記者・編集者として働いた11年の間に、仕事で苦労したことや印象に残る記事を振り返り、「つらいときとか落ち込んだときとか、うまくいかないなぁって思うときこそ、文章にすると、それがすごい誰かの心に刺さるんじゃないかな」。
コンプレックスにまつわる投稿エッセイを載せるサイトを立ち上げることにした経緯を説明しました。

その後は、「面白い」を見つけるためのワークショップです。
子ども時代を起点に、想起するものを書いていく思考整理法を使います。
好きなものや飼っていたペット、仲の良かった子や初恋の相手……など個人で思いつくままに自由に書き出し、それをもとに隣の人とペアワークします。
互いに小さい頃にどんな子だったのかを説明して質問に答えることを繰り返しながら、自分のなかの「ネタ」を見つけていきました。

最初は少し緊張気味だった会場の雰囲気も、すっかりほぐれていました。

ペアワークの様子。すぐに打ち解けて大盛り上がり!

文章の書き方講座では、学生モニターの方が書いてくれた文章の例を見せながら、伊藤編集長から思いの伝わる文章にするためのコツを伝えました。
「すべての人を満足させる必要はない。誰かひとりに届く文章を」
「過激なことを書かなくても、内面を深掘りすれば十分に面白いエッセイになる」
数々のアドバイスに、受講者たちは熱心にメモをとったり、スマホで撮影したりしていました。

受講者からは「ワークで気づきがあった」「どんな風にテーマを設定すれば良いのかわかるようになった」「他の受講生の方たちと交流ができて楽しかった」などの感想が寄せられました。帰りの電車の中でスマホで一気に書いて投稿してくれた受講者もいました。

9月に東京で3回開催予定 説明会&ライティングスクール

編集部は今後も10代後半から20代の女性を対象にした、説明会&ライティングスクールを開いていきます。ご参加、お待ちしています!

・9月5日(木)15:00~16:30
・9月11日(水)19:00~20:30
・9月28日(土)14:00~15:30

いずれも会場は朝日新聞東京本社(都営地下鉄大江戸線築地市場駅「A2」出口すぐ 〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2 )
※参加無料。要お申し込み。

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