ある意味、武装です。

私なりにこの世の中を生き抜くための、方法です。

好きな自分で、好きな格好をしている自分はこの上なく幸せで、誰にどんな顔をされようとも、ハッピーでいられる。

たとえ軽蔑の眼差しを向けられたとしても「ああ、この私のファッションセンスがわからないなんて、あなたもまだまだね」そんな風に思ってしまったりもします。

一人でにさせて欲しい時や安心感を求めて、私は黒い服を選んでいる

少しファッションの話をします。
私は、白い服と黒い服しか着ない子供でした。
自分でもよく覚えています。
小学校4年生から中学校3年生までが顕著だった。

今でも、黒い服を着たい時は、一人にさせて欲しい時とか、何かに包まれて安心したい時とか、そういう時が多いから、わかるのだけど。

人に理解されるのが嫌で、でも目立ちたくなくて、無難で、選ぶのが簡単で、着まわせるものを。
私が白い服と黒い服を着ていた理由は、そんな思考回路だった気がします。

色を纏っていたら、目をつけられるんじゃないか、可愛くもない私に可愛い服を着る価値なんかないと思っていました。

美容に興味がなかったけど、今年はクリスマスコフレ買おうかな…

メイクも、大学1年生のころはリップだけで、ほぼスッピンで大学に通っていました。
眉毛を初めて描いたのは大学3年生。アイラインを引くのもようやく日課になりました。
私は美容に関しては、本当に興味・関心がゼロだった。

なんか、しょうがなかったと思う。
何にでも潮時というものがあって、あの時こうだったらよかったのにとか、そんなのは杞憂か後悔でしかなくて、今更考えたってどうしようもない。

化粧をしないから女子力がないとか、そういうことは言いません。
色んな考え方があるから。

そもそも、お化粧品だって化学薬品だから、期限があるし、お化粧をしなくてもいいならしない方が、お肌にも環境にもいいと思っています。

それでも、私なりの気分の上げ方。
今年は、“クリスマスコフレ”を買ってみようかななんて。

マスクはウィルス対策だけじゃない。私はマスクで自己防衛している

そしてマスク。
私は、冬にマスクをよく着けています。
理由は、温かさと顔を隠すため。
寝坊をして、お化粧できないから、体調悪そうにして、話しかけないでオーラを出すこともある…ごめんね。

誰にだってあると思うんだ。今日は不調だなっていう日。
いつもだったら笑い転げられることも、なんか乗り気になれなくて、笑えなくて、笑えない自分に対して善意で「どうしたの?」って言ってくれる優しさが、私にはもったいなくて。
そんな心配されるくらいなら、いっそのことその場にいない方が、お互いハッピーなんじゃないかって。

でも社会を回すために、私はマスクをして出かけるよ。
自分なりの自己防衛。
正当防衛なんじゃない?
あえて自分で自分を傷つけなくてもいいはず。
自分のことは自分がわかっているはず。

世の中は、怖い。
大人になったからこそ、色々なことが見えるようになった。

だから私は武装する。
武装したら、もう何も怖くなくなるから。