今日も痩せられなかった。
冷蔵庫で泣きながら食べる。
引きニート28歳。

今日も太ってしまった。

見た目重視の世界で生きる私と、深夜3時食べることを止められない私

こんにちは。
そんな事を毎日考えて落ち込んでいる、あと3日で29歳になる女です。

私は毎日毎日、痩せたい…痩せたい…と思いながら過食を繰り返して太ってしまい後悔をするという日々を過ごしております。
いい年(とは…?)してこんな事を言い続けている自分に飽き飽きしております。

わたしの今迄の仕事は、美容業を始めとした主に接客業です。
直近だと、パーソナルジムにてカウンセラーのお仕事をしておりました。(なにそれ)

見た目。

仕事上、見た目重視な世界で生きてきました。
美容もダイエットも運動も全て、見た目を良くする為のもの。(と思っていた)
提供する側である以上、自分も綺麗でいなければならない。(と思っていた)
そんな強迫概念に縛られているからか、いつもうまく食事が出来ませんでした。

私の体型は世間的には標準~痩せ型の間くらいだと思います。(多分)

今流行り(?)のパーソナルジム でカウンセラーをしていた
1年半程、過食に悩む日々が続きました。
パーソナルジムで働くからには!!と、
自分もウェイトトレーニングを行い、食事も低糖質や低脂質にする等、気をつけていました。
にも関わらず、仕事終わりの深夜0時以降に冷蔵庫の中身を荒らす様に食べ散らかしていました。
甘いパンやクッキー、ケーキやアイス、スナック菓子…考える余裕も無くお腹に詰め込んでいました。(実家なので食料が大量にある)

くるしい…
たすけて…

家族に隠れながら、
苦しくても気持ち悪くても食べ続ける深夜3時。
限界が来てお腹が痛くなったら辞めてそのまま寝る。(たまに嘔吐)

そんな生活を1年半続けた結果、体を壊しました。
そこから1年間、絶賛引きこもり中です。(ぴーす)

美しさとは何なのか。気づけば誰かが作り上げた価値観に振り回される

その間に、たくさん考えました。
自分の生き方や考え方、美醜に関してやルッキズムフェミニズムマイノリティジェンダー…(※呪文ではありません)

何でこんなに苦しむ必要があるのだろう。

そもそも、なぜ太ってはいけないのだろう。
なぜ痩せなければいけないのだろう。

なぜ外見を誰かが決めた世間一般的な
【美しさ】に当てはめなければならないのだろう。
何で?何の為に?誰の為に?

分からなかった。
ちゃんと考えた事が無かったから。
何一つ答えが出なかった。

絞り出して出た答えがこれだ。

愛されたい

これだった。
美しいと愛される。
醜いと愛されない。

私はそう思い込んでいた。
なんで?

幼少期から今現在までに至るまで、それは様々なところで私の身体に刻み込まれていた
可愛い綺麗な外見の女がちやほやされる。
不細工な女は影で笑われ虐められる。仲間外れにされる。
雑誌を開けば、愛されヘア、愛されファッション、モテる仕草、異常に細く綺麗なモデル達。
テレビをつければ美人女子アナVS不細工芸人。
美人は優しくされ不細工は邪険に扱われる。

そんなメディアに囲まれて生きてきた私は、自然とそう思い込んでいた。

太ったらしぬ。

その重圧による反動で私は深夜に食べ物を詰め込んで泣いていたのだ。哀しすぎる。

自分で自分を苦しめないために、少しずつ変わっていこう

じゃあどうすればいいのだろう。
どうすれば幸せになれるのだろう。

この考え方を変えないければ、私は一生自分で自分を苦しめている人生だ。そんなの嫌だ。

どうしよう…
幸せになる為に、何をすればいいのか分からない。
ならばせめて
楽しい事、癒される事、自分が気持ち良くなれる事をしよう。探そう。

それから
私は初めて猫を飼い、自分以外のものに意識を置いた。
いいスピーカーを用意して、好きな音楽を聴き、部屋を綺麗にして好きな香りを置いた。(まず働け)

これからだ。

少しずつ。