レジ袋が有料になって、約2ヶ月が経ちました。

皆さんも、買い物に行くたびに、エコバックが定着しつつある生活を、目の当たりにする機会も多くなってきたのではないでしょうか。

自分自身の生活を振り返ったり、街ですれちがう人たちを見ても、レジ袋有料の変化を実感する人も多いはずです。

エコバックもオシャレに多様化するように!

まず、これは実感している人も多いと思うのですが、オシャレなエコバックを見かける機会が格段に増えました。

以前は、オシャレなエコバックといえば、アメリカの食料品マーケットのブランドで有名な「トレーダー・ジョーズ」のエコバックくらいでしたが、今は、「マリメッコ」や 「DEAN & DELUCA (ディーン・デルーカ)」など、有名ブランドのエコバックを持ち歩く人も珍しくありません。

わたし自身も、日常で使うカバンの中には、折りたたみに便利なMUJI (無印良品)のシンプルなエコバックを常備して、その日の気分や服装によって、カラフルなものに変えるなど、エコバックを使い分けるようになりました。

コロナウイルスをきっかけに、マスクが多様化し、オシャレなマスクをする人を頻繁に見かけるように、エコバックもオシャレに多様化するようになったのは、小さな変化だなと感じる日々です。

スーパーのレジ袋に頼った生活スタイルを痛感

エコバックが生活にとけこむようになった一方で、今までの生活で、スーパーのレジ袋をいかに多用していたか、身をもって実感して見た人も多いのかなと思います。

例えば、ゴミ袋。スーパーのレジ袋を、ゴミ袋として使用していた人は多いのではないでしょうか。

これはわたしの場合ですが、エコバックを使用するようになってから、レジ袋をもらうことがなくなったため、今までたまりにたまったレジ袋のストックを、一方的に消費するようになりました。

レジ袋のストックは減る一方。なくなってしまったあとのことは、まだ考えていません。ジ袋の代わりとなる生活を考えるのが面倒で、わざともらってしまおうかという、地球に優しくない考えもよぎるほど。

いかにスーパーのレジ袋に頼った生活を送っていたか、痛感させられます。

アメリカ留学で、個包装のお菓子は買わないという考えを知る

そんなこんなで、レジ袋の有料化で起こった身の回りの小さな変化は多々ありますが、大きな変化としては何が起きるのか。

少し話がそれますが、これはわたしが20代前半で、アメリカ合州国・シアトルに留学していた時の話で、現地の友達とスーバーで買い物をした時に、こんな言葉を聞きました。

「わたしはお菓子を買うときは、絶対に小包装(小分けでビニールが使用されている)お菓子は買わないようにしているの。だって、その方が環境にいいでしょ?小包装でビニールが使われている商品を買うと、ビニールを消費してしまって、環境によくないからね」

なるほど。そういう考えがあるのかと。わたしはお菓子を買うときに、そんなところまで考えていなかった。日本を出たばかりの20代前半のわたしにとっては、まさに目から鱗。

アメリカでは、エコバックが浸透していたため、地球のエコを考えた生活とはこういうことなのかと、考えさせられた瞬間でした。

日常でどんな行動・意識の変化が起きるのか楽しみに!

日本でも、今回のレジ袋の有料化を皮切りに、レジ袋削減の意識が、日常に溶け込む機会は増えました。

果たして、お菓子や食材を選ぶときに「ビニール袋を使わない商品を選ぶ」レベルまで浸透するのか。

もし、このレベルまで、地球のエコを考え、日常の行動が変わる人が増えてきたら、それこそ日本人の意識改革に影響を与えるレベルの大きな変化と言えるのかなと思います。

わたしもまだそこまで、地球のエコを考えられてない身。小包装になっていても、食べたいお菓子には手を伸ばしてしまいます。

今後、私を含め、周り日常でどんな行動・意識の変化が起きてくるのか。レジ袋の有料化施策は、まだ始まったばかり。楽しみです。