特集:からだと視線

他人の視線を気にせずに過ごせる事が、自信につながると信じたい

からだと視線

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物心がついたのは小学校高学年の頃だった。当時人気だった女性アイドルやテレビドラマの影響を受けて、ファッションやメイクに関心を持つようになったのだ。

そのあたりから、いつしか自分の中で「カワイイ」の定義が出来上がってしまい、細ければ細いほど良い。メイクやファッションも、人気アイドルがしていることがカワイイされている、そんな世界になんの違和感もなかったのだ。

しかし、思春期を迎えると、色気づき、10代の後半から20代半ばあたりにかけて今度は「男性」の目を気にしだすのだ。
男受けの良い服装、モテるワンピースなど、異性の気を惹きたがるようになる。

しかし、幼少期の女性アイドルへの憧れ、思春期の異性の視線、振り返ってみると、どちらも自分の意思より先に、第三者の意見が混入している。

出来るだけカワイイと言われたい。女なら誰しもそう思うだろうが、果たしてアイドルをマネすることが、異性へのアピールをすることが、カワイイなのだろうか。

良く見られたいという他人からの視線を気にしすぎて過度なダイエットをしたり、セックスシンボルを強調したりする事は、結局他人の視線の多さでしか、自分を評価できないという事だ。

他人の視線を気にせずに過ごせる事が、自分にとっての自信につながり、美しさに繋がると信じたい。

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