私は昨年夏に婚約して、今年春に入籍予定です。
それまでは約2年、私は沖縄にいて彼は九州を転々としていて、いわゆる遠距離恋愛をしていました。
親友に結婚の報告をした際、質問されたことがありました。
「なんで結婚するの?国の制度がいいから結婚するの?」と聞かれたとき、即答できない自分がいました。
そういえばなんで結婚するのだろう?と…

なぜ結婚するのか 楽しい生活や経済的なメリットの先には?

もちろん友人の言うとおり制度のこともあります。
結婚したら国や会社から一時金や手当を貰えたり、税金が安くなります。
ただ同棲するより籍を入れた方が経済的にいいです。
でも結婚は楽しいこと、経済的にお得なことだけではありません。

とあるテレビ番組で、ある女優が結婚について話していました。
「結婚=幸せ ではない
結婚しても幸せになる努力をしないといけない。
結婚は結局女性側の負担が大きい。
①家事は女性がやるものだという思想がまだ残っている
②女性は名義変更の手続きがとにかく大変。
でも、パートナーができることで、自分が傲慢になるのを防いでくれる。大人になっても注意してくれる相手がいる。」と。

他人との共同生活の中での価値観の違いは避けられない

その話を聞いたうえで、今までの同棲生活を振り返り、感じたことがあります。
結婚とは、結局は他人だった人と家族になったうえでの共同生活です。
価値観の違いで少し言い合いになることもあります。
昨年から同棲生活が始まると、国や会社の制度のこともあり、彼は結婚を急いでいました。
何もなければ私も入籍したかったのですが、昨年はそれぞれ身内の不幸が続く一年でした。
一般的に、沖縄では身内の不幸があると、結婚や挙式は次の年に延期します。
沖縄県外だとお盆が終われば入籍してもいいという考え方の違いに衝撃を受けました。
私自身が昨年中での結婚に違和感があったので、そのことを彼に話し、今年結婚することになりました。

それでも私がパートナーとの結婚を決めた理由

それでも私達はなぜ結婚するのか。
純粋に「この人と家族になりたい、この人とならどこでもやっていける」と思ったからです。
なぜそう思うのか?
理由は、約2年の遠距離生活においてのパートナーの行動です。
沖縄で出会った私達でしたが、遠距離恋愛が決まった際、彼は「どんなに忙しくても月に1回は必ず会いに来る。」と宣言し、有言実行してくれました。
彼は土曜日の夜鹿児島から車で福岡に向かい、日曜日の朝沖縄に来てその日の夕方に帰る。福岡に着いたら鹿児島まで車で帰るといったハードスケジュールでした。
彼にとっては経済的にも体力的にも大変だったと思います。
それでも嫌な顔せず、私と会うときはいつも笑顔でいてくれました。
彼からすると私のことが「好き」でないと、出張よりもキツイこんなハードスケジュールに耐えられないと思います。
それに、毎日連絡を取り合っていたし、彼が休みの日には電話も欠かさずしていました。
こんな私のためにここまで尽してくれた彼を見て、私はますます好きになりました。

結婚するからこその経験が待っているこれからの生活が楽しみ

彼が九州を出ることになった際、今度は私が彼に付いていく!と決め、大好きな地元を離れて同棲、そして結婚すること決めました。
家事は…今の所私の負担のほうが大きいけど、得意な人がやればいいと思います。
これから先、彼以上のいい男性に出会うことはない、彼とならどこでもやっていける思ったので私は結婚します。
これからは親戚付き合いも多くなるし、今年は挙式を控えています。
結婚するからこそ独身の頃とは違う経験ができる。
それが結婚の醍醐味だと思います。
これからの生活が楽しみです。