私はアイドルが好きだ。私の愛の99%はアイドルに注がれている。

小さいときからアイドルが好きでそれは私には当然のことだった。

初めてコンサートに行ったのは5歳のとき。もう15年以上前のことで、覚えているのは華やかなステージとトロッコから手を振ってくれたアイドルの姿。次にコンサートにいったのは小学生のときで、中学生になってからは年に一回以上は必ずコンサートにいくような日々を送っていた。

アイドルに一喜一憂するジェットコースターな日々が、私の生きる糧

アイドルという存在が好きで、メインで応援しているのは男性アイドルだけれど女性アイドルの動画も見るし、気に入った曲はCDも買う。タイミングがあればイベントにだって行く。

私にとってのアイドルは趣味でもあり、生きる糧でもある。

そんな私が現在応援しているのはまだデビューしていない、少し年上のアイドルだ。彼は甘い歌声としなやかに舞う体をもち、聡明で優しくて愛に溢れた人だ。彼がいるグループはパフォーマンスがとても素敵で、仲が良くて、クールに歌い上げた後のかわいいMCがたまらない。

いつもは載らない雑誌に載れば急いで予約して発売日に手に入れるし、テレビ出演が決まれば10分前にはテレビの前にスタンバイ。コンサートや舞台が決まれば当たりますようにと祈って、当選したらウキウキで計画を立てる(落選したら泣きます)。当日にむけて美容室、ネイルサロンに行ったり、うちわを作ったり、服を新調したりするのだ。そういうのを私は毎日毎日繰り返して一喜一憂しながら生きている。ジェットコースターみたいな日々だけどそれが「生きてる!」って感じがするのだ。

自己肯定感がすこぶる低い私を変えてくれたのは間違いなく彼のおかげ

ここでひとつ、私の話をしたい。私はネガティブで自己肯定感がすこぶる低い。高校の頃にいじめられてからというものの自分に意味を見出せなくなってしまった。そのときも立派なアイドルオタクなのだが本当にアイドルがいなかったらいまこの世にいないと思う。

だから、私は私のことが少しだけ嫌いだった。いや、だいぶ嫌いだった。
それが少しずつでも変わっているのは間違いなく彼のおかげ。
彼は私に夢のようなステージを見せてくれるだけではなくて自己肯定感まで上げてくれた。
最近、毎日更新されるようになったブログではファンの心身の健康を祈ってくれるし、「一緒に頑張ろうね!」って鼓舞してくれるし、なんなら生きてるだけで褒めてくれる。
ずっと「もっと辛い人もいる!」とか「そのくらいで凹むな」と言われてきた私にとっては泣きたくなるくらいの優しさだった。

ブログを読むたびに「今日も頑張ろう」「明日も頑張ろう」って前を向けるようになった。自分のことが少し好きになれた。夢を語っていいと思えた。いままでのことは無駄じゃないと思えた。ほとんど毎日更新してくれるそれで私の日々は楽しくなる。

私の日々をきらきらと輝かせる彼に、応援という形で夢を後押ししたい

私の毎日は彼というアイドルがいるからきらきらと輝くようになったのだ。

アイドルはすごい。

こんなに遠くにいる私にも夢と愛をくれる。明日への希望と光を与えてくれる。だから私は「応援」というかたちで彼らの夢を後押ししたい。これはこの先ずっと変わらないこと。夢の途中の彼をこの先もずっと見ていたい。

この間、コンサートの発表があった。まだ当選かはわからない。
当選したら美容室とまつげパーマとネイルサロンに行こう。それから服も買わなくては。
私の好きなとびっきりのおしゃれをした私になって大好きな彼のステージを見たい。

彼のことを応援している限り、私の日々はきらきらと輝いている。