いつものように真顔でスマホを見ていて、ハッとしてしまった。すぐその画像を保存して、「可愛いです」とコメントを送った。

「可愛い」写真は、わたしの心を満たしてくれる

わたしは可愛いものが大好き。可愛いものは人、キャラクター、動物、風景、植物、食べ物…。世の中のいろんな可愛いを吸収していたい。
可愛い写真はわたしの心を満たしてくれる。その写真たちを見返す時間が好き。スマホのアプリがたくさん並ぶホーム画面、下の欄の左右に動かしても固定で見れる位置に写真の見れるアプリを置くくらい好き。

わたしはTwitterで可愛いを探すことが多い。可愛いの中で女の子の可愛いはとってもパワーがある。可愛い女の子は癒しであり、元気の源であり、幸せのピースになってくれる。

わたしのスマホのフォルダには女の子の写真がたくさん入っている。いろんな女の子の写真が入っているけど、その中で好きになる、推しになる子もいる。
いっぱいいる女の子の中でもハマる、ハマらないがあって、その中の一握りがずっと好きでいる推しになるのだ。

Twitterで一目惚れしたのは、大阪のメイドちゃんだった

1ヶ月前のある日、いつも通り仕事帰りの電車の中でTwitterを開き、いろんな可愛いを探していた。いつも通り真顔で見ていた。その中で、大阪で働くメイドちゃんに出会った。

〇〇さんがいいねしましたという表示で出てきた。内容は「今日のお給仕ありがとうございました」という変わりないメイドさんのツイートだったが、そのツイートに添付されていた自撮りの写真にとても引かれた。
一目惚れだった。顔つき、表情、衣装がわたしにとって、どタイプだった。可愛いが溢れていた。
思わずすぐに画像を保存し、「可愛いです」とコメントを送った。

可愛い女の子を見つけても、普段はコメントを送らない。画像を保存して終わる。可愛い写真を見返して心が満たされるし、見返りを求めて傷つきたくない。

いつもはそんなわたしだったのに、この時は可愛いという気持ちに好きという気持ちがすでに乗っかっていた。今思えばすぐ推しになったのだ。
わたしは関東住みで、メイドちゃんは大阪。会ったこともないし、Twitterだけじゃメイドちゃんの声も性格も知らないことだらけ。それでもその写真にはぐっと引き込まれる”可愛い“があった。癒しであり、元気の源であり、幸せのピースだったのだ。

今はコロナで会いに行けないけど、いつか気持ちを伝えたい

その日からわたしは、SNSでメイドちゃんのことを少しでも知ろうと思って投稿を見るようになった。
いろんな投稿や写真を見るが、一度好きになったからか、嫌だな、やっぱり好きじゃないな、とマイナスに感じることはない。むしろこんな素敵な面もあるんだと思って、どんどん好きになっていっている。

今はコロナウイルスが広がっているので、関東から関西間の移動が容易に出来ず、実際に会いに行けない現状である。2021年にコロナウイルスがどう広がっているか、終息しているか、全くといっていいほど分からない。
ただ、わたしの希望として、気持ちとしては来年メイドちゃんに会いに行きたい。

メイドさんというのは永遠の存在ではない。メイドちゃんもいつまでメイドさんでいてくれるか分からない。メイドさんでいてくれるうちに、わたしの“可愛い“の気持ちを満たしてくれたことを伝えたい。会ってなくてもこんな気持ちを持たせてくれたことに感謝しているが、直接想いを伝えたい。
2021年が会いに行ける年になりますように。