先日私はママ友に「蒼井優に似てるね」と言われた。それは幼稚園のママ友の集まるお茶会でのこと。一度きりの経験だった。それ以前も、以降も、私は誰かに蒼井優に似ていると言われたことはない。

「永作博美に似てる」とも言われた 嬉しいけど、似てないよなぁ

今、よ~く、よ~~~く思い返してみたら、私は昔「永作博美に似てるね」と言われたこともあった。……ということは、蒼井優と永作博美も、似てる……?多分似ていない。笑顔が優しげな所とかは似ているか……?いや、似てないよなぁ。

私には、芸能人に似ていると言われた経験が(思い出せる限り)この2回しかない。そしてこの2人の女優さんの名前を挙げてもらえた事は、個人的には全然悪い気がしないし、むしろ嬉しい。だからこそ、今もそのたった1度の「永作博美に似てるね」エピソードが、何とか思い出せたのである。

「似てるね」経験が少ない私なので、学生の頃は周りの友人が「◯◯(モデルさんや女優さん)に似てるね」とか言われるのを見て、ぼんやりと「羨ましすィ~」とか思っていた。私自身も友人に対して「◯◯に似てるね」言ったことはある。

「似てるね」発言 もしかして誰かを傷つけている?

けれど世の中には「◯◯に似てるね」と言われて嫌な気持ちになるケースも、あるのかもしれない。私とは異なり嫌な思い出となったり、あまりにもしつこく言われてウンザリすることも、ありそうだ。

例えば言われた人がその◯◯さんにマイナスイメージを持っている場合。言われた人本人がそう思っていなくても、その人が知る限りの世間の印象も、ちょっと影響しそうだなと思う。
他には、言われたその人が◯◯さんを知らない場合。有名人だけでなく一般人の名前を挙げられたりしたら、モヤっとすると思う。単純に、誰そいつってなる。

そして、対面ではなくSNSなどで「◯◯さんに似てますね」と言われた場合。その発信を見る人の中には◯◯さんのファン(もしくは万が一ご本人)もいるだろうし、◯◯さんを苦手に思う人も居るかもしれない。そんな場では「似てるね」発言はスルーせざるを得ないだろう。やっぱり「似てるね」発言はするとしても、対面だけの方が良さそうだ。

盛り上がる話題だけれど そのリスキーさは中々浸透しない 

また、私自身は単純に顔面について「蒼井優」や「永作博美」に似ていると言われた(各1回なので実際には多分似てません)。

しかし、顔ではなく性格や職業など、顔以外の特徴を指して「◯◯に似てるね」と言われる場合もあるだろう。その場合は、同じ人物の名前であっても前後の文脈によって、舞い上がったり、がっかりしたりするのかもしれない。「似てるね」発言をした側とは異なるイメージを、相手が受け取る可能性もある。

「◯◯に似てるね」って、思い付いたら言いたくもなるし、満場一致で「「「確かに~!」」」とかなったら、その場はかなり盛り上がる。「私◯◯に似てるって、よく言われるんですよ」とかも掴みとして使える話題ではある(場合によるけど)。尚且つ、私個人的にはもっと「蒼井優に似てるね!」とか、「永作博美に似てるね!」とか、言われたい派だ。

でももし、私がその様に言われたくない派だったとしたら、そもそもこんな文章は発信していない。何故なら先程も述べた通り、名前を挙げた女優さん達のファン(もしくは万が一ご本人)を傷つける恐れがあるから。そういう事情があるからこそ、「◯◯に似てるね」発言のリスキーさは、中々浸透しないのかも。

皆さんは、「◯◯に似てるね」発言に対して、思うところはありますか?