私が一緒にスキップをしたい相手は誰だろう?
そもそも、スキップしたのはいつ?
考えてみると、スキップにハマっていたのは幼稚園の頃だった。
一緒にスキップした友達は今でも大切な親友。

毎日が充実した小学生時代。1日のほとんどを彼女と一緒に過ごした

私の人生には性格が真反対の幼馴染がいる。幼稚園で出会ってから、ずっと仲良しの友達だ。
お泊り保育や遠足の時の写真を今でも大切に保管している。幼稚園の卒業文集に仲の良い友達を書く欄があった。そこにはお互いの名前を書きあったほどの存在である。
七夕のお願い事は彼女がお花屋さんと書いていた。だから、私もお花屋さんと書いた。
ずっと一緒にいたい、とその時から漠然と思っていたのかもしれない。

同じ小学校、中学校に通い、通学路は一緒に歩いて帰った。
小学生の時、毎日そろばん塾へ一緒に通った。彼女はそろばんが得意だった。それに憧れて、私もそろばん塾へ通い出した。そろばんはとっても楽しかった。何よりも、彼女と切磋琢磨できる事、恋バナできる事が楽しかった。今思えば、毎日充実した生活を送っていた。そろばん塾がない日は放課後残って遊んでから帰っていた。1日のほとんどを彼女と一緒に過ごしていた。

彼女はどんな時も私の味方でいてくれて、頑張れって応援してくれた

中学生の時は同じ部活に入った。吹奏楽部で楽器は違ったけど、どうしたら上手になれるか、考えながら努力していた。顧問の先生の愚痴を言ったり、夢を語り合ったり、青春を送っていたね。時にはちょっとした事で喧嘩し、口をきかないこともあった。でも、私がピンチの時に気にかけてくれて、仲直りをする事が出来た。悩みを彼女に話す事で、私は救われた。

高校生で離れても、大学生になっても、今でもたった一人の大切な存在だ。

私は人とは違う人生を歩んでいる。高校2年生で不登校になり、中途退学した。その後、通信制の高校へ通い、卒業と同時に大学へ進学した。しかし、別の進路への魅力を捨てきれず、大学を辞め、受験をし直した。そんな遠回りの人生を送っている私。彼女はどんな時も私の味方でいてくれて、頑張れって応援してくれた。

いつもありがとう。これからもよろしくね。この先の人生楽しもうね

恋愛でも相手の事を考えず、傷つけてしまったとき、間違った道に進もうとしたとき、私の事を考えて怒ってくれた。彼と別れた時にしんどくて、辛い時、いつも私のそばにいてくれた。気にかけてくれて、私の幸せを応援してくれた。
私があなたに嘘をつこうとしても、つけないね。
大丈夫って言っても、大丈夫じゃない事すぐばれちゃうね。
喧嘩してすれ違う事もあるけど、しんどい時に頼りになるのは彼女だけだった。どんな時でも、私の幸せを願ってくれる。私の嬉しい事、悲しい事に一喜一憂してくれる。
お互いのいろんなことを知っているから、乗り越えてきたから、愛してやまない存在。
直接本人には言えないけど、いつもありがとう。これからもよろしくね。

私はあなたと共に生きていきたいと思っている。これから、結婚して、子供が生まれても、仕事で忙しくなっても。私はあなたの隣を楽しみながらスキップしたい。
あなたに幸せな事が起きた時に私は一番に祝ってあげたい。あなたが傷ついた時にはそばにいてあげたい。あなたが間違った方向に進もうとした時には一番に怒ってあげたい。
お互いの幸せも悲しみも噛みしめながらこの先の人生楽しもうね。絶対長生きしようね。