わたしは平成5年生まれの27才。「27才」ってぼんやり大人な年齢だ。
そして、あと半年もしないうちに28才というステージに1つランクアップする予定だ。はー、私は大人なんだ。だけど、自分の心はまだハタチくらいの感覚で止まっていて頭と心が27才に置いてけぼりになっている。友達とプリクラも撮りたいし、くまのぬいぐるみも好きだし、かわいいタピオカドリンクも飲みたい。
だけど、周りの友人はみんな着実に大人になっていて、プリクラも恥ずかしがって撮らないし、くまのぬいぐるみは自分のためではなく、自分の子供のために購入している。タピオカドリンクくらいなら時々一緒に飲んでくれるかなってくらい。

SNSを見ては思う。みんな結婚に子育てに大変だな……

「結婚して幸せになりたい」とドラマや漫画のセリフでよく目にするけど、わたしは毎日健康に働くことができて、自分で稼いだお金で三食の食事を摂り、休日には趣味の本を読んだりぷら~り旅に出かけたり、毎日は楽しい。
時には思い悩む日もあるけど結婚していなくてもわたしは今幸せな毎日を送っていると胸を張って言える。
だけど、周囲の友人が結婚して子供を産み、家庭を作るのを目の当たりにすると心がざわざわしてしまうのはみんなが当たり前にしている選択を自分がしていないからなのだろうか。

インスタを開けば、「結婚しました」「家建てました」「子供生まれました」と、結婚・出産報告のオンパレード。
開いて1度スクロールしただけでお腹いっぱい。ごちそうさまでした。
ツイッターを開けば、旦那の愚痴、子育ての不安、姑とのトラブル。
「お金がない」「夜泣きが辛くてしんどい」
開いたけど指が勝手にホームボタン押してる。みんな結婚に子育てに大変だな……。

彼から結婚はできないと告げられている

友人と久々に集まると会話のテーマは「もうアラサーなのに結婚しないとやばくない!?」とか、「出産にも適齢期があるから30才までには結婚して子供産みたいよね」とか、彼氏や旦那の愚痴。自分は大人なんだ、結婚適齢期の女性なんだ、ということを突き付けられるような話題ばかり。

なんだかこのごろふと、自分だけが世界から置いてかれているような感覚になる。
自分が小学生の頃は小学校から中学校に進学するように、大人になったら好きな人と出会って自然に結婚できるものだと勝手に思い込んでいた。だけど、結婚って色々な意味で簡単じゃない。そう思う。

わたしには曖昧な関係の人がいる。
その人はバツイチでもう結婚もしたくないし、自分は子供も作れない体だと。
すごく彼が好きだったから結婚できない、彼との子供も作れないことにショックで頭が真っ白だった。好きの先には結婚があると思っていたから余計に。だけど今もわたしは好きだから彼に会いに行く。

彼から結婚はできないと告げられてからぐるぐる結婚についてひたすら考える日々が続いた。

いつだって今の自分は幸せだと胸を張って生きていたい

「結婚」って何のためにするんだろう。
孤独にならないため? 死ぬときはみんな一人で孤独だよ。
子供を作るため? 半端な気持ちじゃ産めないし、子育てはお金だってかかるよ。
世間体のため? 自分の人生なんだから好きに生きなきゃ。

だけどふとした時にわたしの未来を案じる両親や祖父母の顔が浮かぶ。
大切な相手と共に生きるための選択肢が「結婚」なんだろうか。
わたしの納得できる答えは未だ見つからぬまま。

結婚、けっこん、ケッコン。考えれば考えるほど難しくて自分から遠くなってしまうように感じる。
いつかわたしもこの人と結婚したいと思えるような相手と巡り合い、恋をして、結婚する日が来るのだろうか。
その日が訪れても、そんな日が例え訪れなくとも、いつだって今の自分は幸せだと胸を張って生きていけるような毎日を過ごしていきたい。
わたしの一番の味方は自分しかいないのだから。