私は中学校・高校とどちらも共学でした。ですが、今は別学の女子大に通っています。
特に女子大を希望していたわけではありません。短期大学でメディアについて学べる大学に行きたいと思っていたところ見つけたのが、今の通っている女子大でした。
女性だけの空間は異空間で、勝手に女子校に苦手意識を持っていた
これまでの共学は男性の割合の方が多い学校で、女性は少なかったです。そのため、女性だけの空間は自分にとって異空間で、怖いという印象がありました。そのため勝手に女子校には苦手意識を持っており、入学前は本当に自分自身女子大でやっていけるのかという不安がありました。実際、入学前に「女子大とは」や「気を付けるべきこと」など様々な事を調べていました。
ですが、通い始めて4か月経った今、とても楽しく過ごせています。女子大のいいところをたくさん見つけられました。
異性の目を気にせず何でもできるところ、化粧など身だしなみをそこまで気にせずに登校できるところ、周りがみんな女性だからみんなと同じ悩みを抱えていてたくさんの意見をもらえるところなど、気にせず過ごせることがとても大きいです。
また、怖いという印象があった女性だけの空間でしたが、怖いとは全く感じませんでした。
いじめや女子大の悪い面も、自ら行動すれば何事もでき、変えられる
中学校、高校での別学は、同性ならではの”いじめ”という言葉をよく聞きます。それは同じ時間に同じ場所にいて、関わる人も基本同じだから発展してしまうのだと、大学生になって感じました。
大学生になると、関わらない人とは一切関わりません。一人でいる人もたくさんいます。そのため自分から動かないと繋がりができないという面もありますが、人と関わるのが苦手な人や勉強だけを頑張りたいという人にはとても良い環境だと思いました。
女子大の悪い面は、出会いがないという事だと思います。恋愛の面での出会いももちろん大切ですが、同性の意見ではなく異性からの意見も時には必要です。その時に、周りにいないと意見がもらえません。そこが少し難だなと感じました。
ですが、これもサークルに入ったり、アルバイトなどで繋がっている人も周りにはいます。ここからも自ら行動すれば何事もできるんだと感じさせられました。
私個人の意見として、今通っている女子大もいい面もたくさんあり、楽しいですが、やっぱり中学生や高校生に戻りたいなという気持ちは大きいです。「異性がいたから楽しい」それだけの理由ではないですが、別学と共学はやはり何か違うと思います。
異性と話すのが苦の人もいれば恋愛なんてどうでもいい、そう思っている人も中にはいます。けど、私は一人の人間として異性の人と関わり、コミュニケーションをとることは大切なことだと思います。
人生経験として中学校高校大学の中で、どれかは共学で過ごしてほしい
社会に出てからも仕事する上で、生活する上で必ず異性と関わります。異性と話すのが苦手だから話さないでは社会に出てからは済まされません。そのため、私は別学ではなく共学に通い、社会の縮図のような生活を送った方が良いと考えています。
もし自分に子供ができ、別学の学校に通いたいと言われたら、反対はしませんが賛成もしないと思います。最終的には本人の意見を尊重しますが、人生経験として学校生活の中で中学校高校大学の中でどれかは共学で過ごしてほしいと言うと思います。
私は共学、別学どちらも経験しているため、どちらの気持ちもわかります。私は学びたいことがこの学校にしかなかった為ここを選びましたが、もし同じ条件で共学も別学もあって悩んでいるという人にアドバイスできるくらいの良い面悪い面を見つけながら、これからのあと約1年半過ごしていきたいと思っています。
また、女性だけしかいないという空間はこの大学生活で最後だと思うので、自分自身も楽しみながら生活していきたいと思います。