私のふるさとは、今も変わらず北関東の海沿いの町である。生まれた地域は県庁所在地の市で、街の中で暮らしていたが、20年以上前に父と母の親が住んでいるこの海沿いの町に引っ越してきた。
利便性でいうと電車やバスもあるし、県庁所在地の駅に遊びに行きたければ、電車は乗り換えなければならないが約30分で着くのでそこまで不満はない。ただ、私が住んでいる県は駅が近くになかったり、バスが1時間に1本の地域があるため車社会であるということを忘れないでほしい。

お祭りやお盆の風習など、重んじている伝統は絶やさないでほしい

そして忘れてはならない点でいうと、伝統を重んじる部分である。
八朔祭りというお祭りをコロナ前は毎年開催していた。その際、同級生を目撃するのは当たり前だった。
しかし最近は、八朔祭りに行きたいのに、県庁所在地で開催されているお祭りと被ることが原因でお祭りに参加するのが難しいという若者が増えている。また、観光客も激減してしまった。皮肉な事にその原因もまた、県庁所在地で開催されているお祭りと被ることが要因だ。多分今後は開催時期をずらして行う事になるか、数年に一度のイベントになるだろうと予測しているが、伝統は絶やさないで欲しい。

ただし、伝統は祭りだけではない。お盆の時期にも伝統はある。それはお灯(灯篭)を毎晩付けに行く風習である。なぜ毎晩お灯をつけに行くかは資料がないのでなんとも言えないが、これも長年続く伝統だと思う。この2つの伝統は残されるべきだ。

不満は職業選択。いわゆるクリエイティブな職業の求人があまりない

ただ残されるべきではない風習や伝統もあり、それが私の不満点でもある。それは職業選択が狭い事である。
地方ではWEBデザイナー、プログラマー、フォトグラファー、YouTuber、インスタグラマー、ストリーマーなどと言ったいわゆるクリエイティブな職業の求人があまりない。あったとしてもWEBデザイナー、プログラマー、フォトグラファーの求人が1~2件程度で、その職業に就くことが出来るのはごく一部だ。YouTuber、インスタグラマー、ストリーマーの求人はない。

ただ、フリーや本社が東京で地方の家で在宅でされている方もいると思うが、あまりお見かけしない。ついでにネットビジネスしていますという話も地方では聞かれない。
因みに私の職業は「17ライブ」で東京にある事務所に所属する売れていないストリーマーなのだが、親や兄弟・親戚・いとこ・はとこ・友達・知り合い・ご近所さんには言えない。言ったところで理解が得られるとは思えない。まだ比較的若い世代の兄弟やはとこ・友達には理解してもらえる可能性もあるが、人を選ぶ。

聞かないというのは言えないからなのかもしれない。でも、そういったYouTuberやネットでビジネスをされている方を「悪」という風に捉えている人が一定数いるという事も要因だ。

それもそのはず、YouTuberやネットビジネスが出てきた当初は、事件を取り上げられる事の方が多かった。その結果しばらくはYouTuberやネットビジネスをする人は「悪」という風潮や考え方に全体的になってしまった。

だが、現在はYouTuberがテレビ出演をしていたり逆に芸能人の方がYouTubeチャンネルを開設していたりと、少しずつではあるかもしれないが変わってきたようにも思う。
ネットビジネスに関しては、アドレスホッパーという生き方が出てきたことと、大企業の一斉リストラなどで終身雇用制度が当たり前のものでなくなってきた事によって、新しい働き方として少しずつではあるがネットビジネスも職業として人気が出てきたようにも思う。

新しい職業や生き方を許さない御年配の方や大人たちが多い

だが、田舎や地方でネットビジネスやYouTuberなどといった職業をする際は覚悟や勇気が必要だ。何故なら地方や田舎には職業差別や村八分という大人による地域いじめがまだ残っているからだ。

職業差別される職業に挙げられる風俗ももちろんのこと、新しい職業や生き方を許さない御年配の方や大人たちが多いように思える。そして、いわゆる普通の生き方が好まれる。
また、地方や田舎の大企業や有名企業に就職すると親戚などから「将来安泰だね」と未だに言うのである。テレビなどで大企業のリストラのニュースがあったにも関わらず、未だに安
泰だと思っている人たちがいるのが正直なところ恐ろしい。

そして、未だに「普通」が正しくて、ネットビジネスをしている人やYouTuberなどの新しい働き方・新しい生き方をしている人は悪いと思っている人がたくさんいるという事だ。
私の願いとしては、変わった職業の人がいたとしても職業差別や村八分はすべきではないと思う。そしてもっともっと地方や田舎でも変わった職業の人たちがいて当たり前な環境になって欲しいと願う。