連休明けの朝は特に辛い。
基本リモートワークなので始業時間の9時までは好きなことができるけれど、連休明けの朝はとことん無気力なのだ。
罪悪感を感じないことでせめてできるのは読書くらい。朝の1番頭が冴えている時間に、ただYouTubeで 好きなKPOPアイドルのパフォーマンスをみるのは、私にはとても罪悪感を感じることだ。

仕事は嫌じゃない。だけど連休明けの朝はなぜか無気力になる

仕事自体はそこまでストレスがかかるものではないし、仕事さえし始めれば、朝に感じためんどくささも、嫌さも感じない。
じゃあなんで連休明けの朝がこんなに無気力なんだろう。
休み3日間は、自分が思った通りに時間が使えていたからだ。やりたいことをひたすらできるからだ。そんな休みを過ごした後の仕事初日は指示されたことをやらないといけなくて、休みから仕事への反動が大きすぎるからだった。
だから休み明けの勤務日の仕事に取り掛かる瞬間は特に、毎日毎日7時間も、なんの価値も生まないことに時間を費やしていて、私は何やってるんだろなと思ってしまう。

つまらない、こんな仕事やっても何も生まれない。私がこんなにがんばって得をするのは所詮会社のトップ層だけ。今このパワーに溢れて若い期間に、こんなふうに思いながら仕事をしていたら、時間がもったいない。

仕事がなかったら、私はイラストを描くし、イラスト用のインスタアカウントを盛り上げるための戦略を考える。
そしてそれを実践する。
こうやって文章も描くし、オンライン英会話もするし、UXデザインのオンライン授業もとる。
じゃあ、今の仕事やめてそれやればいいじゃない?
本当にその通り。
でも、わたしにはそれができなかった過去がある。

やりたいことを仕事にするために退職。イラスト、執筆を始めたけど

私は何をやるにも心の安定がなければ、何も手につかなくなる。
私が新卒で入った会社を7ヶ月で辞めた時、私はやりたいことを仕事にしようと思った。
今までイラストなんて描いたことなかったけど、無性に描きたくなって描き始めた。描いているうちに、自分才能あるんじゃない?と思い上がり、イラストレーターになるのもいいなと思った。

イラストだけではなく、文章も書き始めた。note とかで自分の思ったことを綴るエッセイとかブログとかは好きだった。ライターになるのもいいなって思って、一つの記事2000円で、仕事をもらうようになった。でもそこでは決まったテーマで書かないといけなくて、次第に書けなくなった。

イラストをインスタにあげた後、他のアーティストの作品を見るといつも圧倒されるし、ここにくるまで途方のない苦労と努力を重ねてきたことがよくわかった。こんな素敵で、彼らの色があるのも長い間描き続けてきたからだ。

文章に関しては、たぶん私はなれてもエッセイストで、ライターのように様々なジャンルについてコンスタントに書けないことは薄々気づいていた。

日に日に増す不安に勝てず、派遣社員として働き始めた

仕事を辞めて2ヶ月経つと、毎日、毎日、朝起きた瞬間にどうしようもない不安に駆られる。
本当にこのままでいいのか。
このままだと、どうしても未来が見えない。
エッセイストにしてもイラストレーターにしても、そうなるまでには最低2、3年はかかる。それまで実家で、お金になる仕事をしないでお世話になるなんて恥ずかしいと思った。

そして結局、派遣社員として働き始めた。派遣社員として働き始めてもうなんだかんだ1年になる。
一応社会の一員として働いている安心感もあるし、それなりのお給料ももらえるので将来のための貯蓄ができている。

正社員になる手もあったけれど、仕事以外の時間はやりたいことに専念できるように、精神的負担が少ない派遣社員になった。メンタルが弱いので責任を負わないといけなくなる仕事を任されると、土日も気が気でいられなくなるから。

仕事自体はつまらないし、ただの労働力搾取にしか感じないけれど、これは自分の精神的安定の代償だ。