学生時代に一番近くにいて素敵だなと思った先生がいて、勇気を振り絞って「好きです」と手紙を渡しながら伝えました。そしたら、「ありがとう」って言ってくれて、嬉しすぎてその日からその先生の誕生日の日に手紙を渡したりしてました。
相手にはありがた迷惑だったかもしれないけど、先生はやな顔せずに受け取ってくれました。嬉しかったです。
当時は、趣味もあったのでその話しをしたりしてましたが、いざってなってみると緊張したので勇気を出して良かったです。
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私は、人に声をかけることに勇気が入ります。理由は、小さい頃は恥ずかしいからで、高校生になってからは遠慮がちで今にも怒りそうとか存在感がある人に話しかけるときはすごい胸がドキドキします。一回、高校の時にバスケ経験のある先生に用事があって話しかけたら一瞬止まって慌てたのを覚えています。でも、勇気を出して話したら分かってもらえました。
伝えることで生まれた、ある人との関係は、会社の新しく入ったスタッフに「私は~が好きなんです〜」という好きな推しのことを伝えたら、その方の娘さんが推しのいるグループが好きなそうなので嬉しかったです。
そこからその方と推しの話をしたり、お仕事で一緒になる日は、色々聞いてくださる方でとても仲良くなりました。伝えたらこんな素敵な出会いが出来て、話題一個で広がるんだなと改めて思いました。
人生を変えるきっかけになった大きな選択は、今の会社に就職出来たことです。編み物やパソコンだったり、人によって作業は違いますが、楽しく通勤出来ています。
そこの会社は、上下関係がしっかりしてて、周りも優しくて良い人ばかりなので安心です。でも、常にお客様のことを考えて物作りをしています。そんな素敵な会社を選択して良かったなと思います。
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普段やらないことが出来た小さな一歩は、ストレッチや掃除です。朝早く起きてやるとスッキリして気持ちがいいので、毎日じゃなくてちょっとずつ気が向いた時にやっています。
掃除は、会社でもやっているので家でも粘着シートを使って出かける前とかに普段やらないけど気がついた時にやっています。
こういった小さな一歩一歩が、自立の一歩につながっていけばいいかなと思っています。
私の心に刻まれた人は、パラリンピックに出ていらした金メダルのボッチャ(白いボールに赤と青のボールをどれだけ近くに置けるか競う競技)の選手なのですが、すごい技が正確で勇気がいる技術がピカイチで、私もボッチャで頑張って金メダル取りたいなと思わせてくれるようなプレーで勇気と感動をくださりました。
スポーツは勇気や根気、楽しさをくれることと感じています。
勇気は、人間の感情の中のひとつですが、その勇気がなかなか出せなくて何かを諦めたり、ものごとに向き合うことが出来なかったりする。私だって勇気が出せなくて、思いやんだこともあるし、勇気を出せば世界が広がることも知らなかったです。
だから、勇気というのは、急に出るものじゃなくて、自分の心が「強くなる。怖がらない。ここで出さないと後悔する」と決心がついて、前に進む為の自分自身に対するエールだなと想いました。