2021年12月31日のTwitterには、以下のように書き記されていた。
「来年の目標は
とりあえず前に進むことと、東京に行く、金を稼ぐ、穏やかに過ごす、へこまない
また今年も同じ1年だったなぁってならんようにしたいなぁ。」
とりあえず東京に行く、に関しては、コロナ禍になってから初めて推しのコンサートで行くことには行った。ただ大好きな部活の先輩たちとお酒やカラオケには行ってないし、そのほかにも逢いたい人たちに逢えたわけではないので、その辺は12月31日の私が思い描く「東京に行く」ではなかった感じである。
金を稼ぐ、に関しては、一応昇進もして、役職もついた。異動で年上の後輩を率いる立場にもなった結果、気持ち程度は稼げるようになったか。
◎ ◎
残りの3つに関してはどうだろうか。Twitterを見返してみる。ちょくちょくへこんでた。穏やかにも微妙に過ごせてない。
だいたいの原因は、職場の元意中の彼(呼称:おしぴ)の関係というのは分かりきっている。LINEが返って来ないから、女と会っているな、だからへこんじゃうなぁとか、そういった具合だ。勝手に想像して勝手にへこんでるのだ。実にめんどくさいし、コスパは悪すぎる。
前に進むという目標も、昨年末おしぴに女がいることを打ち明けられて、とりあえずこのなんとも言えぬ絶望から這い出たいというところがきっかけだったと思う。
向こうには女は相変わらずいるようだが、1年後も変わらぬ付き合いをしている。なんとも言えぬ漠然とした絶望感は見ないふりをしてるだけで近くにはいることにはいるのだが。
ただ、前には進んだなと思ってる。こうやって文章を書くようになったからだ。なにか変わる、絶望から這い出るきっかけにしたくて、お世話になっている先輩の、書いた方が良いという言葉を鵜呑みにして、チャレンジし始めた。嫌なことあってへこんでも、とりあえずネタにしちゃうぞくらいで、自分のモヤモヤを消化し、昇華するにはてきめんだったのである。
掲載していただいたものを宣伝し、Twitter上で知らない人からいいねなんかついちゃった時にはめちゃくちゃ嬉しくなってしまった。デイリーランキングのランキング入りも自分に才能があるのでは?とお上りさんにさせるには十分だった。
へこむにはへこむけど、幾分か救われた。来年の夏で30のため、ここでは一区切りだが、この先も書き続けるのだろう。
◎ ◎
しんどくなってへこむと、ぼんやりと来年も3年後も5年後もおんなじこと考えてたり、結局それが80ぐらいまで続くのかということに、そこはかとない絶望を感じてしまう。DVD見て、寝て、仕事行って、みたいななんも変哲のない毎日ってこうやってこれからも続いていくんだろうな、みたいなぼんやりとした不安も抱えてしまう。
2022年12月31日の私もそうなのだろう。性格なんてそう易々と変えられないが、この先どこかでこんなこと考えていたことが笑えるようになると良いなぁとは思う。今ネタにしてるから、そういうモヤモヤがまた文章で消化されるかといったらそんなことない気もするが。
まぁでも、2023年もたぶん同じ年だろうなぁ。それでもいいかぁ。