かがみよかがみも、きょうで5年目へ!
この1年は、かがみよかがみの運営会社が朝日新聞社からグループ会社のサムライトに移管されたこともあり、大きな変化がありました。特に思い出に残っているのは、3月に開いた、かがみすと(投稿者)感謝イベントです。
コロナ後、初のリアルイベントということもあり、張り切ってZINEも作成!全国各地から、30人のかがみすとが集まってくれました。よく見るペンネームの子たちと実際お会いすることができ、「本当に○ちゃんは存在したのか!」という驚きもありました(笑)。あのイベントをきっかけに、かがみすと同士の交流も生まれているようです。このコミュニティもかがみよかがみの良さだと思うので、今年はリアルイベントももっと開いていきたいと思っております!

4年続けてきたから見えてきたものもありました!

今回、4周年にあわせて「4年で変わったこと」というテーマでエッセイを募集しました。普段は18~29歳女性に限定している年齢制限はこのテーマのみ撤廃。すると、かがみすと卒業生たちがこのサイトへの思いを改めて語ってくれました。

「このサイトに出会えて良かった」
「エッセイを書くようになって、自分を好きになれた」
「かがみよかがみに出会い、かがみすとの仲間入りを果たしたからこそ、今の私がいる」
などなど。誰かの居場所になれていることを、うれしく思います。

サイトを立ち上げたのは私ではあるけれど、もうすでに「かがみよかがみ」なるものは、私の手を離れて、かがみすとの方たちが作ってくれているように思います。それは、立ち上げ当初のコンセプト「私のコンプレックスをアドバンテージにする」を、「私は変わらない、社会を変える」に変更したのが、かがみすとであるように。つくづく、かがみすとの声が形となっているサイトだなあと思います。

「私は変わらない」というと、偏屈なイメージを持つかもしれませんが、正確には「(自分が納得のいくことについては変わる、納得いかないことについては)私は変わらない」ということなのかなと思います。実際に「4年で変わったこと」のテーマを見ていても、「4年前には想像もつかなかった自分になっている!」「4年前は絶対になりたくなかった○になっているけど、案外良いものだと気づいた!」というエピソードがたくさんありました。そこの柔軟性も、めっちゃいい。過去の自分の言葉に縛られず、ゆるりと変わっていけたらいいなと思います。
一方で、他人や空気に強制されて「変えさせられる」ということには、断固としてNOを言っていく姿勢も大事にしていきたいと思います。かがみよかがみも「女性をエンパワーメントする」という最終ゴールだけは変えずに、そのための手法は常に自問しながら変化させていたきたいと思います。

そして、事業移管の際に、何度も言ってきましたが、これからの1年は「伝えるのその先へ」をテーマに、実際にアクションをおこしていきたいと思っています。行政や企業と手をとり、私たちの声を政策や製品、サービスに反映させていくまでをやりとげたいと思います。このあたり、また近く発表できることがあるので、楽しみにお待ち下さい!

関西・四国のかがみすとに会いたいです!

そして、編集長コラム、恒例となった「後半に極めて個人的な近況報告を書く」ですが、私はこの8月に徳島県に子連れ移住しました。なぜ東京を出たのか、についてはまた改めてお話させてください。私の個人的な野望としては、今年は関西・四国のかがみすとのみなさんに会いたいな~と思っております。よろしくね~!

5年目も元気にぶちかましていこう!!