エッセイ投稿サイト「かがみよかがみ」に4月に掲載されたエッセイのなかから、多く読まれた5本を紹介します。

①「もう会社には来ないで」の公開処刑。2週間たたず戦力外通告されて(チョコクマ)

あらすじ)会社のトライアル期間が終了したが、採用されなかったことを上司に告げられる。自分に足りなかったものを自問自答し、次の転職活動について不安感を感じる。また、他の人たちにも会話内容が聞こえる環境で退職を突き付けられ、居心地が悪かった。

②学費を稼ぐためと思っていたデリヘルは、彼女には出会いの場だった(chikoto)

あらすじ)大学時代の留学仲間と現在でも交流がある筆者の友人が、デリヘルで働いていたことを報告する。高額な学費を払うために、水商売やパパ活で働く女性もいたが、デリヘルの報告に驚いた。しかし、彼女が伝えたかったのは、デリヘルで出会った彼氏の話だった。

③キッチンに立てず謝る私に旦那様の一言「生きてくれてるだけでいい」(きたけ)

あらすじ)家族全員で夜ご飯を食べるというルールがある家庭で育ち、母親が手作りの食事を提供してくれる生活を送っていた。ひとり暮らしを始めるようになり、女性だけが家事を担当することに疑問を抱くようになった。一方で「男女平等の考えを持っている人」が結婚相手の条件であるにもかかわらず、旦那がキッチンに立とうとするとソワソワしてしまい、そんな自分が嫌でもあった。

④「親がいなくても」。中学生の私をキッチンで泣かせた、空腹と寂しさ(ice cream)

あらすじ)在宅勤務中に鶏肉の煮物を作りながら、自分が料理を楽しめるようになった理由を探る。その中で、中学生の夏、両親のいない生活に対する鬱屈とした気持ちから、自分が料理を作るようになった経験を振り返り、料理が自分にとってどのような意味を持つのかを考える。幼少期の寂しさから、自分が料理を作ることで誇りを持てるようになった経験は、今も自分が料理をする理由となっている。

⑤辞めたくても辞められない会社。願ってもなかった「嫌なら辞めろ!」(MURYK)

あらすじ)総務職のサラリーマンである著者は、定年まで同じ仕事を続けることや、50代でリストラにあうことへの不安から、ライター講座を受講し副業を始めたが、仕事の疲れからうまく進まなかった。しかし、上司から低い評価をつけられ、自分でも気持ちが折れて辞めたいと思っていたところに、退職金や失業給付がもらえることがわかり、勇気を出して辞めることを決めた。今はフリーで活動をしており、不安はあるものの、やりたいことを始められたことで喜びを感じている。

4月に読まれたTOP5のエッセイは、このようになりました。

さらに6位以降は次の通りです。こちらもぜひ読んでみてください!

第一印象は最悪で、見た目はギャルの彼女が、私の命を救ってくれた

丁寧すぎる口調でちょっと毒も吐く。そんな彼女は本物の人気者だった

好きだからしたいのに。プラトニック・ラブのような恋愛になっていた

同意できなかった元彼の性癖に、友人たちは「公開浮気」と激怒した

「家族は仲良くしなさい」といつも諭す母が、初めて祖母を否定した日

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