私にはスマホという存在を、すごく嫌いになる時期がある。

それは大体の場合、人間関係や、世の中というざっくりした情報の海からしばらく離れたいと思っているときだったりする。今もぶっちゃけそうだ。

まず人間関係といっても、例えば誰かと喧嘩しているからとか気まずいからとかではなく、ただなんかもう今は人と関わるのが面倒くさいと思ってしまうだけ。

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間違いなくラインというアプリのせいだと思う。めちゃくちゃ便利で楽しいしマジ助かるラインがない生活とか想像できんって感じ、それがない生活を想像できないくらいには頼っているわけで、ある意味、人間関係請負アプリになっていると思う。

私はラインの通知を基本的にはオフにして過ごしている。その理由は、相手からの連絡のタイミングに左右されたくないから。ラインがスマホに入っていることによって、人間関係は繋げるが、言い換えれば切れないということ。私はその切れない感じが、縛られているように感じてしまう時期がある。それがものすごくストレスに感じる。だし、しばらくラインを見ないようにしたとしても、友達からの連絡を長く返さないでいることを申し訳ないと思ってしまうので、結局自分からメンタルを疲弊させてしまうことになって、あまりにもコスパもタイパも悪く感じて萎えてしまう。

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次に世の中、世の中というのはツイッター改めエックスやインスタグラム、ユーチューブ、ティックトックのような情報発信アプリを永遠に見続けてしまうとどうなるか。そう、なんか疲れる。元々探したい情報や見たい推しの画像を検索するのならまだしも、そこからずるずると関連情報の海に流され、最終的には全く関係のない動物の赤ちゃんの動画を見ているのがオチで、そのあたりで大体朝が来る。別にひとつひとつを過度なストレスとしては感じないが、朝が来た時になんだろうこの無駄な時間は……と虚無虚無プリンになったりする。

私がスマホから離れたいと思うのは大体この二つだと思う。私はどちらかのストレスを感じたときにできるだけすぐにスマホから離れるように、少し前から意識的に行動するようになった。

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一つ目に、ラインが特にだるいと思ったときは現時点で溜まっている重要度の高いメッセージにすべて具体的なスケジュールや内容を書いて返信し、ラインの一言に「急ぎの場合は電話」で」と書いておく。それでラインのアプリは閉じる。そしてまずは一日だけ、通知センターも見ないようにする、。で、二日後に通知センターをさっとだけ確認して、重要なメッセージが来てないことを確認したら、通知センターも消す。そのあとは自分の気の済むまで、ラインを開かずに生活する。これをやると、しばらくして友達が恋しくなったりして意外とナチュラルにラインに戻っていける。

二つ目に、SNSが特にだるいと思ったときはまず見るアプリを限ってみる。一番我慢しやすいのはユーチューブ、特に課金しないままにしておけば広告が流れるストレスを回避したい気持ちでユーチューブ離れできたりする。インスタグラムやエックスも一日くらいは見なくてもよかったりする。

でも、ここで危険なのが最強で無敵のアイドルこと「推し」がいる場合。いやあこれは離れられない理由トップだなと。しかし、逆に私は推しができてから思うことがあって、SNSを開いても、推しのことだけ情報を得るようにするとコスパもタイパも上がったように感じて、これはいいなと思ったりで最近は結構無駄なネトサ時間は減っている。

こんな感じで、スマホから離れるための技を使えば、スマホと遠距離になる時間も増やすことができる。何事もいい距離で……。