私は依存気質だ。SNSなんかやろうものならあっという間に人との交流に依存してしまう。寂しがりやなのだ。

ことの発端は中学生の頃、某交流SNSと某ブログのサイトを始めた。
当時ブログの全盛期、一般の中学生が書くつまらないブログでも同世代の子からコメントがもらえ、仲良くなり、メールの交換までするようになり、一日中SNSやブログに入り浸るようになった。

しかし、インターネットの恐ろしさを知らない中学生だった。
学校で「インターネットで知らない人と会うのはやめましょう。怖い目に遭います」とは教わっても、「自分が書き込んだことが原因で人生が終わるかもしれません」なんて教わらなかった。
今もし同じことをしたら特定され晒されるようなことをブログに書き込んでしまったことがある。現在は反省している。当時そこまではされなかったものの、それなりに大人たちから怒られ、懲りてSNSから足を洗った。

◎          ◎

が、冒頭に書いたように私は寂しがりやで依存気質だ。

SNSの甘い蜜から離れるのにはなかなか苦労した。長い間ブログを書いていた後遺症で、日常生活で常に面白いことを探し、頭の中でブログを書いてしまう癖だけが残った。

ところが、それが役に立つことあった。
ブログで鍛えた創造力で、私が作った創作物が人に見てもらえるようになり、お金になるようになったのだ。世の中何が起こるかわからないものだ。
とはいえ、フリーランスと言えば聞こえは良いが、一般人に毛が生えたようなもの。自分を世間に知ってもらい世の中に売り込むには、SNSを活用しなくてはならない時代だ。なんと恐ろしいことか。

せっかく足を洗ったはずのSNSにまた戻らなくてはならなくなった。
基本的に更新するのは創作物と関連するお知らせについて。見てくださった方からコメントをいただくことはあるが、仲良くなったり過度に交流しないように。また、同じジャンルで活動する方と繋がることも多々あるが、そこでもいいねを送り合うことはあってもコメントでのやりとりは必要最低限にするよう気をつけている。
SNSを私物化せず、あくまでも仕事用として割り切るように努力している。

◎          ◎

が、世間はそんなに甘くない。
こちらがいくら線を引いていても踏み込んでくる人はいるもので、どこの誰だかわからない人から「あなたの作品は全然面白くない」とわざわざメッセージが届くことがある。

いくら寂しがりやな私でも、そんな無礼人間との交流は求めていないのだが、気になって気になって仕方なくなり、ついついその人のプロフィール画面を見に行ってしまうのだ。だいたいそいつの方がフォロワーが少なくいいねもほとんどなくただひたすら便所の落書きを投稿している。ここで関わりに行ってしまったら昔の二の舞になる。
私は学習してそっとほくそ笑んで画面を閉じるだけ。

それが私のSNSとの付き合い方だ。
依存しない。深入りしない。
ただそれだけで、一生懸命仕事と現実と寂しさが混ざらないように努力している。