選択式夫婦別姓を法制化するために、選挙に行きませんか。
選挙で、選択式夫婦別姓に賛成する政党や立候補者に一票を投じませんか。
政治家は、選挙に落ちてただの人になるのを一番恐れています。だから、選挙で、選択式夫婦別姓に賛成する政党や立候補者に一票を投じる人が増え、選択式夫婦別姓に賛成しないと落選するとなったら、政治家は選択式夫婦別姓に賛成せざるを得ないと考え、賛成します。私も、毎回選挙に行って投票しています。
「名字」を勝ち取りませんか。
女性が投票権を得てから、まだ79年です。投票することで、「名字」を結婚で女性だけ変えざるを得ない現状を変えませんか。より「自由」に生きるために。
私は、20歳の時から毎回選挙に行っています。せっかく先達がとても苦労して手に入れてくださった「女性の選挙権」なので。「女性を舐めている」ので、選挙で意志表示しませんか。諦めるには、まだ何もしていません。
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もちろん事実婚や通称使用で「名字」を使い続けるのもありです。結婚を諦めるより、選択式夫婦別姓の法制化を待つ間、ましな選択として、ぜひ考えてみませんか。
私も、通称使用を約30年しています。
そして、今、マイナンバーカードに旧氏を併記すると、運転免許証も旧氏が併記できます。身分証として有効な運転免許証に旧氏が併記されているのを活用して、通帳や定期券や図書館カードも通称だけの「名字」で作れます。通帳があるので、給与振込も通称だけの「名字」でできます。
生活のほとんどの場面で、通称だけの「名字」で 暮らせています。併記も含めれば、マイナンバー保険証も「名字」が載っています。
「名字」は、ただ「名字」だけのことではありません。精神的自由でもあると思います。
残念ですが、まだまだ前時代的な女性差別を無意識に持っている人が多いです。だから、私は、高校の教諭として、生徒達に他者の精神的自由を認めることが、自分の精神的自由を得ることになると伝えています。
経済的に生活的に自立してこそ、互いに尊重し合えると伝えています。自分の「名字」=精神的自由を守るために、毎日自分の「名字」を使い続けませんか。日々の積み重ねが、「当たり前」を作ります。当たり前は、変わります。
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私が子供の頃は、「女性は穀潰し」、女性だけ30歳定年、結婚退職が当たり前でした。女性だけ、「オールドミス」や「クリスマスケーキ」や「年越しそば」と揶揄されました。
男女雇用機会均等法ができ、働き続ける女性が増えました。初めの頃は保育所が足りず、出産時に退職せざるを得ない人が多かったです。私の母は、公共のお墓を買いたいのに、その霊園の規則で娘しかいないので(お墓を継承する息子がいないので)買えなかったこともありました。
いろいろなことが少しずつ改善されて、今があります。
男性だけが家計を支えるプレッシャーから解放され、女性も働き、お互いに支え合い、家事も育児も2人でする、精神的に豊かな人生を送るのはどうでしょうか。