寝起きの顔から可愛くなれる瞬間を作り出してくれる、私の大切な相棒

私の心がときめいて、私の目がキラキラして、その日1日が楽しくなってしまうのを生み出してくれるのは、新しいドレッサーのおかげである。
私は、社会人1年生。この半年間ずっと実家暮らしだったのだが、覚悟を決めて1人暮らしを始めた。
1人暮らしをするのに、物件の内見をしたり、家具を見に行ったり、必要なものを揃えたりと慌ただしく過ごした。
実家で暮らしていた時も、自分の部屋はあったのだが、これからは全てのことに対して、自分が主導権を握っていいことに、ワクワクが止まらなかった。
だからこそ家具にはこだわりたかったし、自分が部屋にいて快適だと思える部屋作りをしたかった。
物件を決めたのはいいものの、ひとつ問題があった。部屋が小さい。
新卒1年目の収入で1人暮らしをするには限度がある。妥協して住まいを決めなければならなかった。
私が優先したのは勤務地から近くて、交通に困らない。徒歩15分圏内の物件。都内に住んでいるので、それなりに条件が厳しいのである。
この条件で決まった物件は1Kで、ユニットバス。キッチンを除く6畳を自分の空間として使える。一般的には、これぐらいが1人暮らしの目安なのかもしれないが、6畳にベッドを置くと3分の1の面積は占領される。さらに、ダイニングテーブルを置くと残りは生活導線と、50cm×50cmの正方形スペースぐらいになる。
この正方形スペースをうまく活用できないかと、寝る間を惜しんでネットで検索した。
そのおかげで、ある家具を見つけた。そう、ドレッサーである。このドレッサーはただものではない。
ちょうど50cm×50cmの正方形スペースにおさまるだけでなく、全身鏡と長方形の鏡の2つがついているのである。どういうことかというと、ドレッサーの下の部分が360°回転する仕様になっており、表は全身鏡になり、回転させると裏側は一般的なドレッサーぐらいの大きさの鏡が出現する。そして、その鏡の裏側は収納スペースになっている。化粧水や乳液などの大きいボトルが入るスペース、コスメが入るスペースが2段、アクセサリーが入る引き出しに、ティッシュが2箱入るスペースまである。さらにドレッサーの1番上にはドライヤーとコテが入るスペースがある。これだけでは終わらない。ちゃんと椅子も付いていて、このドレッサーのスペースに収納できるのである。
とにかくコンパクトにも関わらず、機能性抜群で、使い勝手が良く、おしゃれなのだ。
もうこれは買うしかない。毎朝化粧をして気分をあげている私にとって、ドレッサーという存在は欠かせない。
機能性やコンパクトさを考えると、値段もそこそこ張ったのだが、毎日使うことを考えると投資すべきものであると確信した。
来月のクレジットカードの請求額に怯えながら、オンラインで購入した。
今では私の相棒のような存在になってくれている。毎朝好きな曲やラジオを聴きながら、そのドレッサーの前に座り、化粧をする。
寝起きの顔から可愛くなれる瞬間を作り出してくれるこのドレッサーがあるから、私は毎日はうきうきでご機嫌なのです。
かがみよかがみは「私は変わらない、社会を変える」をコンセプトにしたエッセイ投稿メディアです。
「私」が持つ違和感を持ち寄り、社会を変えるムーブメントをつくっていくことが目標です。
恋愛やキャリアなど個人的な経験と、Metooやジェンダーなどの社会的関心が混ざり合ったエッセイやコラム、インタビューを配信しています。