私の2025年の宣言は、スケジュール管理をしっかりすること。

なぜかというと、2024年はちょっと忙しすぎたから。頑張りすぎて、体調を崩すことも多かった。頑張る自分は、自分ですごいと思えるし、予定がたくさんなのは充実していると思う。だけど、予定がありすぎて、キャパオーバーになると充実するはずの予定を台無しにしてしまう。

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私は大学3年の女子大生。流行には疎いけど、インスタで見るおいしそうなご飯にはやっぱり興味が惹かれる。今は、就活が目の前にあって、「やらなきゃいけないこと」の荷が重く感じる。4年になれば、卒論が待ち構えててすでに絶望。ごく一般的な大学生をしていると思うけど、やりたいバイトをして、毎月遊ぶ予定があるお友達がいて、長く付き合っている彼氏もいて、本当にありがたいくらい充実している。

大学生生活を十分に満喫している私は、2024、体調不良の連続だった。

学校生活、遊びにバイト、やりたいこと、やらなきゃいけないことが多すぎて、寝る時間を惜しんでまで活動していた。ちゃんと睡眠をとれないと、食欲がなくなる。とりあえずゼリー系の食べ物を片手に授業を受けることもざらだった。移動時間は睡眠時間として換算した。寝ない食べないが続くと、当たり前に免疫力がさがり、風邪をひく。2024年の私は、生活習慣が悪く、風邪を繰り返していた。

一番反省したのは、大事な会議に出席できなかったことだ。私は、学園祭実行委員会に所属していて、チーフとして仕事を担っていた。できることはできるだけしたい性格なので、実行委員会の仕事も寝る間を惜しんでこなした。やっとけばよかったと後悔するのが嫌だし、やっといて助かるならやっときたい。他のチーフに「ありがとう」と言われるのもモチベーションだった。

そんな私が一人で管理している案件について、月一回の全体会議で、委員会全体への指示を出さなきゃいけないのにもかかわらず、案の定、熱を出した。結局、簡易的な伝言を他のチーフにお願いして、代わりにアナウンスしてもらった。その後、「これからは、連絡事項は共有し合おうね。ひとりだけだとこういう時困るね」と他のチーフに言われた。

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当時の私は、「なんでこのタイミングで風邪をひく?こんなに頑張ってるのに、全部水の泡」と思った。休むことで周りの人に迷惑をかけるし、予定通り仕事が進まなくなるのがストレスだった。そして何よりも、他のチーフに言われた「こういう時困るね」という言葉が、私の仕事の足りなさを指摘されたように感じてしまって、ただ「違う。そうじゃない。ごめん。でも、私はできてたのに……!」と憤りとやるせなさを感じた。不甲斐なかった。

今考えれば、体調管理が足りてなかったし、無理しすぎだし、キャパオーバーなのは歴然だった。他のチーフのいった共有し合うことは仕事をする上で大切だ。風邪を引いてしまったことは、仕方のないことだし、もし他のチーフが風邪を引いたとしても、責めるわけがない。それでも、私は自分を責めずにはいられない。

これが私の性格だから。私は、不器用なのに、なんでもやりたい完璧主義なところがあるのだと思う。誰かに教えてもらうとか、助け合うとかもいいけど、それは私の管理の中の方が落ち着くし、そんな中でも誰かを助けたくなってしまってタスクが増えてしまう。それが私なのだ。特に、チーフという役職をもらったからには、やり遂げたいと責任感を感じるのだ。

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こんな経験が他にも何度もあって、さすがに懲りて、2025年は、「スケジュール管理をしっかりする」を私の宣言にした。体調管理も大切、仕事も大切、バイトも、お友達との予定も、私は全部大切。だから、ちゃんと管理して、自分のキャパシティーを理解して、もっといいパフォーマンスでこなしていきたい。やるせなくなるのはもうごめんだ。

これでも無理が来るのだろうし、また新たな反省点がでるのだろうが、まずはスケジュール管理を意識して、充実な生活をしていこうと思う