エッセイ投稿サイト「かがみよかがみ」に2025年1月1日~31日に掲載されたエッセイのなかから、多く読まれた10本を紹介します。
①「痩せている方が幸せ」多様性が叫ばれる時代になっても消せない偏見(紫吹はる)
あらすじ)スタバのカップを持って、友達と笑い合いながら、ふとショーウィンドウに映る自分の姿を見る。友達よりも低い身長。それなのに、その友達よりも太い脚。笑顔を作りながら、心の中では早く帰りたい気持ちでいっぱいになる。どうして、今日に限ってミニスカートを履いてきてしまったんだろう。どうして。
②自分だけプレゼントも御馳走もなく、この日を憎もうとしてた幼い私へ(仲村 和華)
あらすじ)11月頃から街中がイルミネーションで彩られて華やかになり、クラスのみんなはサンタさんの話ばかりするようになってくる。毎年そんな事を繰り返すうちにイベントそのものが嫌いになってしまった。「本当はサンタも神様もいない」というささくれた思いと「やっぱり私が良い子ではないから、誰にもお祝いされないんじゃないかな」という不安に苛まれていた12月。
③大きい胸がコンプレックス。でも隠そうとする自分も好きでありたい(みさみさ)
あらすじ)私は正直、胸が大きい。女性として胸が大きいことは魅力のひとつなのかもしれない。けれども、私はそれを1番のコンプレックスだと思っている。胸が目立つのが嫌で、身体のラインに沿うようなぴたっとした服は着れない。1人暮らしを始めてからは、ネットで胸を小さく見せるブラを検索して購入するようになった。それほど恥ずかしいことなのだ。
④小学生女子、恐怖のコミュニケーション。和らげたのは1日15分の日課(ひなたのさくら)
あらすじ)毎日15分間を彼女と過ごすうちに、「友達」というのは脳みそを介さずに口先で会話ができる存在なのだと知った。それが、どれだけ心地よく、お腹を抱えて笑うほど面白く、盛れていない笑顔を向けあった時間が、信頼という貯金に繋がるのだと知った。
⑤「最上級の浮気=性行為」なのはなぜ?実は嫉妬より合理性の問題?(田道間ハヤシ)
あらすじ)異性との交際経験がなかった頃。浮気や不倫への印象は、窃盗や詐欺に抱くものに近かった。絶対的に悪いこと、してはいけないこと、という認識だった。数人との交際を経た今も、良くない行いだという捉え方は変わらない。しかし「絶対的」かというと、そうではないんじゃないかと考えることが増えた。
2025年1月1日~31日に読まれたTOP5のエッセイは、このようになりました。
さらに6位以降は次の通りです。こちらもぜひ読んでみてください!
⑥「自立した女性と付き合いたい」男友達の一言に心の中で悪態をついた
⑦人の視線は気にしない。でも、見た目も自分が好きな自分でいたいから
⑧大人数の会話に感じる寂しさ。でも全然大丈夫な人間のふりをしている
⑨大丈夫、あなたはセクシー。思い込みを変えてくれた彼からの肯定
⑩変な目で見られ、恥ずかしい、他人と比較される対象物でしかなかった
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