これまでの私の人生、平均よりも旅の回数は少ない方だと思う。プチ旅行が多くて、長旅はほぼないとってもいいだろう。スマホ内で旅行プランを立てただけで満足してしまって、行動が面倒臭くなってしまう。

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それでも行ってしまえば楽しいし、旅行は大好きだ。3月上旬にも恋人と京都へ12日旅行をした。

車窓からの景色を眺めながら、悩みに悩み抜いた駅弁を頬張る。目的地へのワクワクした気持ちも一緒に新幹線で運ぶ。
観光地の雑多で浮き足だった雰囲気も、非日常的で良い。普段なら他人に絶対話しかけないのに、近くのカップルに「写真撮るので私達も撮ってもらえませんか?」なんて話しかけてしまう。

先日、京都で初めて金閣寺に足を運んだ。あの小説通り、水面にも金閣の姿がうつっていて建物自体も類を見ないほど美しかった。てっぺんの鳳凰になりたいと思った。

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旅先での人や物、食物との出会いは素晴らしい。だからこそ名残惜しくて帰りたくなくなる。帰って数日して、「戻りたい〜」と煩悶するまでが旅行なのである。
普段とは違う自分になれるのが旅だと思う。写真を見返して思い出に浸り、また次の旅先を探す。未知なる自分を探すために。