中学生までのわたしは「かわいい」と言われ続けてきた。みんなに自分の存在を認められている気がして、自分に自信があったのかも。

当時は、自分にも、人生にも満足していた。周りにかわいい子がいても、自分も負けていないと思えていた。部活や習い事、遊び、学校生活、恋愛と、全て充実していた。

そんな自分は、いつしか消えていた。

昔は自分に「自信」があったけど、今は鏡を見ては落ち込む

「かわいくなりたい」心の中で常に思っている。
「あの子みたいに周りから『かわいい』って言われたい」
「わたしは、なぜ見向きもされないのだろう」

かわいい友達と毎日遊べる環境にいることを幸せに思いつつも、自分は友達の引き立て役なんだと落ち込む葛藤の日々。周りの目線はいつも友達ばかり。わたしは、相手にされていないのだと一人勝手に落ち込む。

現在の私はスタイルがいいわけでも、顔がかわいいわけでもない。大学生になって、東京に上京してきたわたし。大学におしゃれな人がたくさん、かわいい人がたくさんいる。

現在は、自分をかわいいとも思えないし、わたしのことをかわいいと思ってくれる人もいない。街で、すれ違うかわいい女子を見て羨む。鏡で、現在のわたしを見て落ち込む。そんな現実を受け止めきれずに引きずっている。

心のどこかで「わたしはかわいいはず」と言い聞かせているのかな。今のわたしは、かわいくないと認めたくないんだと思う。そんな現実を理解してるから、余計に惨めになる。

一生懸命努力していて、自信があふれている人は「かわいい」

昔のわたしは、チヤホヤされていたから。そんな環境が、実はすごくうれしかったから。だから、周りの友達ばかり注目されている現在を強がって否定しようとしてるのかもしれない。

わたしは「かわいい」と言われない。
自分に自信がないから。でも、自分に自信がないのって自分のせい。食べたいものを食べたいだけ食べている。楽な方へと逃げてばかりの毎日。そんな人が、かわいくなれるのかな。誰かから、憧れられるような人になれるのかな。かわいくなりたいと思っているだけで、何も行動していない人はかわいいはずがない。

かわいい人を羨むだけだったら、何も変わらない。なにかに一生懸命努力している人は、内面から自信があふれてる。

私の高校からの親友は、スタイルが良くておしゃれだ。高校時代も後輩が憧れるような人だった。彼女は、かわいい自分でいるために努力していた。日々、食事や運動に気を遣っていて、メイクやファッションの流行も常にチェックしている。また、身だしなみも定期的に整える。そう、彼女は常にかわいい自分でいるように心掛けている。だから、堂々としている。努力すれば“かわいい”も“自信”もついてくるんだ。私も親友みたいに内面から魅力があふれ出る人になりたい。

自信を持つために…私、決めた「今日からかわいくなってやる!」

でも、昔のわたしに戻るには…?
まず、痩せる。そして、自分に合うファッションやメイクを探す。“オンナノコ”でいるためには、意識から変えてかなきゃ。毎日なにか一つ変えればいいだけ。我慢すればいいだけ。少しの努力で、“かわいいの称号”を得られる。自信がつく。

だったら今日からかわいくなってやる。周りから視線を集めるかわいい人になってやる。
待ってろ、昔のわたし!そして、未来のわたし。バイバイ、現在のわたし。