「かがみよかがみ」は、採用されたエッセイについての担当の方とのやり取りを、LINEの公式アカウントを通して行う。私はそのシステムがとても斬新に感じた(私の旦那は朝日新聞の投稿欄に応募するのが好きなのだが、採用後のやり取りはメールや電話で行っているそうだ)。

メールと電話以外のやり取りの媒体をオフィシャルなシーンで使うハードルは、コロナ禍でより低くなったと思う。職場のチームで上司も含めたLINEグループが出来たり、Zoom会議やZoomゼミが浸透したり。

そのような媒体は便利な反面、私自身最近LINEのやり取りでモヤッとしたエピソードがあるので、その話をさせてほしい。

LINEの中での業者さんの言葉遣いが気になった

先日、我が家の備え付け家具のトラブルに関して、旦那が業者さんを探して、平日の昼間に来てもらうことになった。当日、担当の男性社員(おそらくアラサー)が2人やってきたのだが、2人ともノーマスクだったのだ。
その時点で私の心はザワザワしたのだが、仕事や物腰はとても丁寧で、後日も何度か作業のために訪問してもらった(マスクの件についてはビビって直接は言えず、アンケートに記入して以降改善された)。

後に、そのお願いした会社のLINEアカウントを経由して、作業日程に関するやり取りしていたら、そのLINEの中での業者さんの言葉遣いが気になった。

「大工さんとスケジュール調整して候補日を連絡させて頂きます」

「◯月◯日の午後とかはいかがですか?」
??
「わかりました!」
???

……。
「さん」付けは書き言葉で顧客に対してだと違和感があるな?
「とか」って他に何かあるの??
「わかりました!」???
そんな小さなことが気になる私はもう老害なのかしら(28歳)。
しかしこのフランクさは、その社員さんの持つ気質というよりは、LINEを通じたやり取りが引き起こしている気がしたんだけど、どうだろうか。もしかしてお兄さん、LINEのせいで油断しちゃったのでは?

オフィシャルなシーンでLINEやZoomを使用したが故の後悔はないか

学生や社会人の方が、オフィシャルなシーンでLINEやZoomを使用したが故に、上司や取引先、大学の先生など、目上の方に対してフランクになりすぎて、後から後悔するというケース。私は体験したことはないが、ありそうな話ではある。経験者の方はいませんか?

それとももはや、もうそういう媒体を使って連絡を取っているという時点で、多少のフランクOK!無礼講推進!にルールは変更されているのかな?
だってメールじゃないから(録画やスクショされていない限り)流れていつかは消えていくし。直接話しているわけではないからどうせ100%の意図は伝わらないし。とか、そんな感じの妥協も生まれていそう。
もしかしたら私は世間の大きな流れに乗り遅れているのかもしれない。。。

オフィシャルなシーンでフランクなのは、なんかちょっと、モヤッとした

確かに上司や先生になら、相手との関係性によってフランクな言葉遣いをしたりスタンプを送るのはアリだと思う。それこそこのコロナ禍においても、お互いにマスクを外して食事をできるような関係性なら。
でも、業者さんとはノーマスクで食事はしないじゃないですか。

私はビジネスマナーは全くわからん主婦だけども、LINEを使ってるからって、オフィシャルなシーンでフランクなのは、なんかちょっと、モヤッとしたんだよなぁ。フランクになるんなら、せめて相手がマスクしてないことに気軽に突っ込めるくらい、仲良くなってからにしてよね。