男性が女性や年少者を上から目線で説明するマンスプレイニング(マンスプ)がはびこる職場、常態化した残業。キャリアを積んだものの、いつしか自分を見失った。私って何がしたいんだっけ?もう仕事やめた!自分の心の声に耳を傾けて「私らしい」キャリアを追い求めたエッセイ5選を紹介します。
①「女」である前に「私」。あこがれの仕事をやめて選んだのは「TENGA」だった(西野芙美)
あらすじ)あこがれの出版社に入社4年目、重役が語った「色仕掛けではうちも負けない」。他社の女性営業と比べてのことだが、絶望した。そんな時に見つけたのが「TENGA」の求人広告だった。
②「都会の最低限の生活」と引き換えに、自由と時間を手に入れた。(波子)
あらすじ)29歳間近、月収10万円。かつては都内の会社勤め。合コンのため、ブランド物を揃えていたけれど、実用的な服以外すべて売った。貧乏生活で得られたモノは。
③「いい女」たちに囲まれ、息苦しかった私が選んだ選択肢(ミモザ)
あらすじ)器量良し、従順で控えめな「うわべだけ」のいい女に囲まれた職場。その人のいない所ではうわさ話や陰口が止まらなかった。息苦しかった。ある先輩を除いては。
④東大院卒リケジョの私が、“当たり前”から外れてフリーターになった話(satomi__iiiiii)
あらすじ)東大院卒リケジョ、安定した会社に就職。常態化した残業や文句ばかりの上司にむなしさを感じた。「当たり前」から外れる怖さはあったが、大好きだったバイトに転職してみた。
⑤オヤジの説教で壊れた心。私はダメじゃないとやっと気付けた(モノカキのゆり)
あらすじ)派遣社員をしていた3年前、初めて受けたマンスプ。「社会人の常識を教える」というベテラン上司。もっと社会勉強しろ、借金しろ・・・・・・。仕事を教える気配はなく。
以上、私らしさを求めてキャリアを見つめ直したエッセイ、編集部5選でした!
「かがみよかがみ」では毎月、たくさんのエッセイを紹介しています。どのエッセイにも書き手の思いがいっぱい詰まっていて、きっと「これは私のことだ!」と共感できる1本があるはずです。ぜひ探してみてくださいね。
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